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大統領選挙結果の喧騒も徐々に薄れ始め、材料が少なくなっていく中、一気に買い
上げられたメキシコ金融市場は、その反動からか利食い売りが散見されるように
なって来た。
選挙で敗れたオブラドール候補、今週末日曜日の大抗議集会を前にまた新たな 2つの
選挙不正ビデオを公表。 さらに同氏の弁護人が 900ページに渡る抗議・検証報告書を
選挙裁判所に提出。 票の集計に重複があったとし、投票確認証ではなく、票そのものの
再集計をするよう要請中である。
原油価格が再び上昇し始めていることから、産油国であるメキシコ・ペソには好材料と
なってはいるが、堪えきれずに対ドルで 11.00 を越えたあたりから債券にも売りが
目立ち始めた。
今後新内閣運営までまだ一ヵ月半あること、大統領の交代が 12月であることも含め、
オブラドール陣営の反撃が気になるところ。 財政赤字削減の進ちょく状況、経済指標
などが今後のメキシコ金融市場を動かす要因の主役になりそうだ。
昨日のメキシコ債券市場、終日売り物が先行し、短期債で + 6bp、長期債で
+ 10bp 利回りを押し上げて引けている。