最近の新興市場の売りがメキシコ・ペソを 19ヶ月ぶりの安値に導いており、対円でも 1ペソ
10円丁度を上下。 米国経済の減速からメキシコの対米輸出の減少もペソ売りの材料となって
いるようだ。
一方債券市場は 6月28-29日の FOMCで再び利上げが実施された場合、その影響を受け
10年メキシコ国債利回りは 9.5 %近辺にまで達するとの見通しもあり、完全に米国市場を
にらんだ状態。 他の新興市場と同じく、最近の市場からの資金流失がメキシコ債券・為替
市場の頭を重くしている。
投資家の目は明日発表予定の米国 5月 Retail Salesに注目。 市場コンセンサスは + 0.1 %
(4月 + 0.5 %) であるが、これを下回るとペソ売り材料となる可能性もある。
10年メキシコ国債利回りは 9.17 %。 前週末比ほとんど変わらずで引けている。