メキシコ債券・為替市場は終日落ち着いた動きに終始。 前日発表になった 5月 CPIが前日比
-0.45 %と下落に転じていたことで、メキシコ中銀のインフレ・ターゲットである 3.0 % と年率の
CPI が 3.0 %と上限に並んだことで現行 7.0 % の政策金利引下げ余地が予測されるように
なってきた。 1994年 4月 1日にメキシコ中銀は完全独立した後、同金融政策委員会は毎週
金曜日に開催され同日にその結果が発表されている。
現状新興市場の混乱がまだ続いていることと、7月 2日の大統領選挙を目前に控えているため、
当面様子見スタンスのままであろうが、債券・為替市場ともその可能性は十分認識され始めた
ようだ。
メキシコ・ペソは対円で一時的に一ケタ台まで打ち込まれた後、引けは 10.04円と再度 2桁台に
戻している。
10年メキシコ国債利回りは 9.14 %、前日比 3bp強利回りを押し上げたものの、 2年国債は
7.63 %と前日比変わらずで引けた。