人間という動物は、自分の所得を増やすために一生懸命働く。所得が増えてもその分税金にとられることが分かれば勤労意欲は減退する。いかに税金を逃れるかという指南道が巷に溢れている。なぜか、何に使われているか分からない税金にとられるよりも、自分のものとして消費するのが満足感が増すからである。

 これからも分かるように、自分のために働く方が、他人のために働くよりずっと労働生産性が増す。これはほぼ税金で成り立つ社会主義が立ち行かなくなる理由でもある。

 もちろん社会の治安維持、安全保障等に必要な資金は税金で賄われなければならないが。もし経済を成長させ、豊かな社会にしようと思うのなら、可能な限り税金を減らし、国民の所得取り分を増やす方向に持っていく政策をとるべきであろう。