先日、中国でSMAPの北京コンサートがあった。
SMAPにとって今回が初の海外公演であり、またそれが中国で行われるのだから、注目があるのはうなづける。
ニュースでは大々的に報道され、特番すら組まれていた。映像では、空港でSMAPを見るためこぞった熱狂的な中国のファンが、SMAPを見て、泣き叫ぶ姿があった。まるでどこかの国のおばさんが成田空港で韓流スターを出迎える、あれを彷彿とさせた。
しかし、今になって、熱狂的だと思われていた中国のファンの一部が、さくらとの情報が流れている。
それに関して、別にどうこう言うつもりはないし、どうでもいいが、中国ならやりかねないと感じてしまう。
今年5月、SMAPは温家宝首相と面会した。SMAPが緊張している様子は手に取るよう伝わってきた。
SMAPにしてみればそれだけで大仕事をしたわけだけど、その後、中国語で、「世界に一つだけの花」をカンペを見ながら、歌っていた。
歌を聴きながら、温家宝はご満悦のようすで手を叩いていた。
それもそうだろう、だって日本人のトップアイドルが、「世界に一つだけの花」を中国語で歌っているのだから。
日本人にしてみれば、それはただのヒットソング。しかし、中国人にしてみれば、国歌、もしくは軍歌は言い過ぎだけのそのように聞こえてしまう歌なのである、と僕は思う。
そもそも、中国には中華思想という思想が根付いている。中華思想とは、中国は世界の中心であり、世界の中心に華がある、という思想なんだ。
ここまで、書けばわかると思うけど、温家宝首相にとっては、こいつら迎合してますやんてきな(笑)
そう思って、もう一度映像を見てみると、ファンが熱狂的になるのも納得できるし、さくらを呼ぶのも無理もない。
SMAPはコンサートで、再度中国語バージョンの世界に一つだけの華を歌っていた。
いや、あれは中国語バージョンではなく、スタンダードなもので、日本語で歌っているものが、日本語バージョンなのかもしれない。
信じるか信じないかは、温家宝次第です。