新年あけましておめでとうございます。
今日から平成28年(2016年)がスタートしました。
沖縄は今でこそ新暦のお正月が主流となっていますがそれでも未だに海人(うみんちゅ=漁師)の町では旧暦のお正月が主流となっています。
あと、沖縄の独特な文化として新旧以外にもうひとつお正月があるのですが何だと思いますか?
それは旧暦の16日にあの世(沖縄方言でグソウという)のお正月があるのです。
つまり沖縄には3つのお正月があるわけですね。
沖縄のお正月が新暦主流になってきた経緯には本土復帰前の琉球政府による「新正月一本化」があります。それでもしばらくは新暦も旧暦も両方を祝う家庭が多かったいきさつがあって本土復帰を機に徐々に新正月に一本化されてきたわけです。
そういう理由から今では海人の町以外はほぼ100%の地域が新正月となっています。
さてお正月と言えばいわゆるおせち料理やお雑煮が定番ですが沖縄では本土のおせち料理はありません。お雑煮もしかりです。
沖縄のお正月料理は豚肉をメインとした料理が多く、例えば豚肉の内臓を使った中身汁といわれるお祝い料理、豚肉三枚肉の煮付け、昆布と豚肉の炒め物であるクーブイリチー、昆布巻き、田芋を使ったでんがくのターンム、衣たっぷりのテンプラ(魚、野菜等)そしてオードブルといわれるテンプラ、唐揚げ、肉団子、サンドイッチ、お寿司等の詰め合わせ料理が主体となります。
これこそ沖縄独特のチャンプルー文化(ごちゃ混ぜ文化)といっても良いでしょう。
沖縄の人々からすると本土のおせち料理は味気ないものという印象しかありませんし、沖縄で本土のおせち料理が出てくることはまずありません。(本土からの移住者は別として)
さて意外なことですが沖縄では昆布は取れないにも関わらず沖縄の昆布消費量は全国一といわれています。そしてその昆布は何と日本最南端の沖縄の人々が日本最北端の北海道産を食しているというのですから世の中面白いものですね。