沖縄の米軍基地と普天間基地移設 | 沖縄の文化と歴史ブログ

沖縄の文化と歴史ブログ

本土と違う沖縄の文化と歴史を書き綴るブログです。

日本全土わずか0.6%の面積に在日米軍基地74%が集中している沖縄ですがそれには歴史的な理由があります。


1941年12月8日、大日本帝国日本軍はアメリカ米軍基地の真珠湾を奇襲攻撃しました。

日本のこの行為はあの世界NO.1の大国アメリカのトラの尾を踏んでしまったといわれています。


当時の日本軍の「トラトラトラ」の暗号電信はまさしく「アメリカ米軍基地真珠湾を奇襲攻撃せよ!」の意味の「ワレ奇襲に成功セリ」という電信だったのです。


ちなみにこの「トラトラトラ」は攻撃に成功したという意味ではなくこれから奇襲攻撃するという攻撃開始の意味なのです。


そしてのちに分かったことですが当時のアメリカはこの暗号電信文を解読済みだったとのことです。

皮肉にもトラトラトラの暗号文はアメリカ=トラと重なっていたわけです。


実はこの時点で日本はアメリカの罠にはまってしまったといっても良いのかもしれません。


真珠湾攻撃後の日本はにわか勝利に浮かれてその後どんどん自ら勝てない戦争の深みにはまっていったわけです。


そして当時の米軍は日本本土の九州上陸をもくろんでいたようですが、その前に沖縄上陸を果たしたことで第2次大戦における日本国内唯一の激しい地上戦となったのです。


結果的には日本にとって米軍の沖縄上陸は米軍の日本本土上陸を遅らせるという重大な意味を持ったわけで沖縄はまさしく日本の捨て石となったのです。


事実、当時の日本軍は日本本土への上陸を遅らせる為に沖縄戦は徹底的持久戦に持ち込めという命令を下していたのです。(生きて帰るな玉砕せよということ)


つまり沖縄は日本本土防衛の文字通り防波堤になったわけで今日の日本の発展は沖縄の犠牲の上に成り立っていると言っても過言ではないでしょう。


しかし、日本本土においても広島、長崎の原爆投下という悲惨な歴史があるわけで沖縄と同様に日本の犠牲になったことは事実です。


沖縄は唯一日本国内における地上戦になったことで日本軍も住民もそして米軍自身も多大な犠牲者を出しました。


実は沖縄侵攻後の米軍が次なる日本本土上陸を思いとどまらせたのは沖縄戦における予想以上の苦戦があったからだといわれています。


米軍自身も多くの血を流したわけでこれを理由に沖縄はまさしくアメリカの血であらがった戦利品となったわけです。


日本敗戦後はアメリカのいいなりになるしかなく沖縄をたやすく手放す結果となったのは歴史の知るところです。


現在、沖縄の普天間基地移設を実現する為に辺野古への基地移設が賛否両論で騒がれています。


これはマスコミではあまり取り上げられないのですが要は普天間を犠牲にするか辺野古を犠牲にするかという2者択一的なことなんですね。


つまりこの意味は県外移設が不可能な限り他の選択肢がないということなわけですね。


1.普天間移設=普天間に基地がなくなる=住民の基地からの解放・墜落危険除去→跡地再開発

2.辺野古移設=現在ある基地が海岸へ拡張される→自然環境の破壊・基地負担増大
3.県外移設(国内、国外)→現状で受け入れ先がない→移設不可能


理想的には普天間も辺野古も両方を立てなければならないのは明白ですが何事にも理想と現実のギャップは常にあるわけです。


これは沖縄以外の受け入れ先がない限り根本的解決はないということがポイントになります。


しかし今いえることは世界一危険な普天間基地の周辺に住む住民は常に墜落事故の恐怖にさらされているということです。

地元の住民は一日も早い基地撤去をひたすら願っているのです。


1996年に当時の橋本総理とアメリカのクリントン大統領の首脳会談により普天間基地返還・移設の合意から実に20年の歳月が流れているにも関わらず何ひとつ進展していないのが現状の姿です。


言葉を変えれば合意から20年経った現在も宜野湾市民及び普天間住民は危険にさらされ続けているということです。


今更ながら何の為の合意だったのか?

そして何も進展しない20年の歳月は一体何だったのか?


ただいたずらに歳月だけが流れたこと、国も県もそれを問うべきでしょう。


県が国と裁判闘争して真正面からケンカするというのは果たして国益、県益にかなうことなのか?

国と県がいがみあっても決して良いことはありません。


何故ならばいささかオーバーに言うと県と国という立場であれ、所詮は同じ国民同士、民族同士の争いに他ならないからです。(お互い人間ですから感情のぶつけあいで進歩がない)


ただ反対反対だけでは何も進まないし国と県双方に何の利益ももたらさないのです。


そして日本のこの事態をほくそ笑んでいるのは中国です。(日本国内の紛争という捉え方)

尖閣諸島はもちろんのこと沖縄の先島諸島ひいては沖縄そのものを狙っているかもしれません。


これはすごくデリケートな問題ですが沖縄県民としても日本国民としても難しい判断であることは確かでしょう。


コメントお待ちしています。

それではまた!