洋画 「ライダーズ・オブ・ジャスティス」レビュー | タイタンの探索者

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超久しぶりの映画レビューを。


今回はマッツ・ミケルセン主演のデンマーク映画、「ライダーズオブジャスティス」についてレビュー。


超久しぶりにゲオに行きまして、時間が無かったので直感で次々とチョイス、その中にこの作品がありました。

ネット環境が無いので、未だに足でレンタルに行きますが、これはこれで楽しいんですねぇ。

マッツ・ミケルセンといえば007カジノ・ロワイヤルの宿敵ル・シッフル役で初めて知り、その後も自分が観た映画でちょくちょく見かけていました。

ハリポタの続編映画のファンタスティックビーストにも敵役でしたし、ドクターストレンジの敵役にもいらっしゃいました。
もう悪役というイメージが刷り込まれていましたが、この映画は違った。



初めて観ましたよ、こういうジャンル。

バイオレンスコメディとでも言うのでしょうか。
最強の兵士アーカス役のマッツ・ミケルセンが、これまた渋くてカッコイイ。

ある劇中での事故をきっかけに、アーカスの仲間になる超個性的な天才数学者3人。(三匹の子ぶた)

アーカスの妻が、列車事故で亡くなってしまうのですが、それはどうやら地元に根付く犯罪集団「ライダーズ・オブ・ジャスティス」の仕業のようでした。
復讐と怒りに燃えるアーカスは、この犯罪集団を一人一人処刑していくのですが……


脚本や演出は、例えば007とは全く違う視点です。
妻を亡くした後のアーカスと、残された一人娘マチルデの親子の物語であり、妻と母を失った2人のリアルな日常を描いていたり、
「三匹の子ぶた」の数学者たちがアーカス家族に関わり、そして仲間も増えていって、いつしかアットホームな擬似家族が出来上がるんですね。

この3人もキャラがそれぞれ立っていて、凄く良かった!

ラストもちゃんと締めてくれて、なんというかグッとくる映画でした。

こういうジャンルは初めてでしたね…かなり好きかも。

そして、やはり日本とは著しく違う(と思う)、ユーロ圏の風俗や、社会環境などを映像を通して学びました。

あちらでは性はオープンで、男の娼婦というのも普通にいるんですね…いや、日本もいるかわかりませんけども。


そんな訳で、モジャ髭マッツ・ミケルセンの骨太なバイオレンスアクションがあちこちにあってカッコよかったし、
「ここでやっちまえ!」という期待にそぐわないいい展開で、個人的にかなりお気に入りの映画になりました。

あと、劇中で流れるクリスマスソング、「The Little Drummer Boy」いい曲ですのん😭
初めて聴きました。


ライダーズ・オブ・ジャスティス。ちなみにバイクも正義も出てきません (たぶん。)

ドォォォォォォ━(゚Д゚)━ォォォォォォン!!!