二次創作 「倒せ魔竜! 越えろ悪魔の庭! 黒き塔への潜入 ③」 | タイタンの探索者

タイタンの探索者

自分の思う宇宙観や思想、イメージを思いつくままに書いています。

また、子供を殺すような親や鬼畜に死刑を願うものの1人です。

子供はこの世の宝、未来の希望、そして繋がるいのち。

子供も守ってあげられない世界に、未来はありません。

「スーパーライダーーー 閃光キィーーーーーック!!!!」

スーパー1の渾身のキックが重力波をともない、魔竜めがけて放たれる。


巨体だがとても素早い緑の竜は、タコのような太い尻尾を振り回しながら避けようとする…が、重力波に周りを囲まれて、動きはとても重くなっていた。

そして、必殺キックがその顔面をとらえる!

「グオオオオオオオオオオオオ!!!」

断末魔の咆哮をあげて、魔竜は激しく吹き飛ばされた。

嵐のような衝撃と閃光が、竜の五体を切り裂いた。






「赤心少林拳の前に敵はない!」

爆発四散した魔竜を背に、スーパー1は合掌した。





※※※※※※※※



それから、スーパー1は沖一也の姿へと戻った。
(フィギュアは仮面ライダーのままですが、人の姿に戻っています。)





助けてくれたお礼に、中庭にいた小鬼のような連中が不思議なポーションをくれた。

1人、仲間を失ってしまったが、これから魔界へと見送るため、また酒盛りをするらしい。



さらに中庭には、先の戦いで感銘を受けた商人から、どんな敵にも必ず命中する投げナイフを譲ってもらう。





その先に、風が女の姿をとったような存在が現れ、和也の行き先を邪魔する。

しかし機転をきかせた和也の行動で、彼女は注意をそらし無事に逃走する和也。



やがてバルサスの要塞の入口、巨大な鉄の門扉の前にやってきた和也。

呼び鈴を押すか悩んでいると、門が開き…







恐るべきサイのようなモンスターが現れる。

物語はさらに続く……



「和也…   沖一也…」


「この恨み、この世界で晴らしてやろう……」


宵闇の中、サイのようなモンスターと戦うスーパー1を 見下ろし、不気味なローブの存在がそう呟いていた。