この歌を最近テレビで知りました。
とても好きな歌手、尾崎紀世彦さんがNHKのみんなのうたで歌った曲です。
元ネタはオスカー・ワイルドの「幸福な王子」の童話らしいのですが、やはり切なすぎる。
いつもはふざけたキャラクター(失礼!)が多い、イラストの古川タクさんも、この歌の絵に関しては、とても優しげなアニメに仕上がっているように感じました。
オスカー・ワイルド氏といえば、「サロメ」とか、耽美な脚本や自身が男色だったみたいで、ちょっと僕は苦手なタイプの大御所芸術家さんのようですが、
まさかこの有名な童話の作者だったとは… 参りました!
この「秋物語」はCD化されておらず、最近になってようやく、みんなのうた60thで収録されたようです。
プレミアがついて高騰したり、絶版で手に入らなくならないうちに購入します!
そして民族意識や童話のキャラクターは、ミームから命を持ち、やがて人格を持って一人歩きし始めます。
アドベント・イヴにも、この物語をイメージしたキャラクターに出演してもらおうと思います(*^^*)
空想のキャラクターであっても、心や物語の中で永遠に生き続ける。
人間って、凄いですよね。
まさに創造と破壊の力を持った、神様の子という事なのかな…。