かなり久しぶりの更新。
レコードにお金をかけるのも久しぶり。だいたいこの辺りにレコードなんか売ってないのと、北海道に帰ってからは趣味がドライブと温泉になってしまい、部屋でじっくり聴くことも少なくなってしまった。そんな中ストーンズモノの発売。ほとんどのアーティストが出尽くしたのになぜストーンズのモノがこんなに遅くなってしまったのだろう?
今回はCD、アナログ、ダウンロードのハイレゾ音源など幾つか選択肢の中、CDはないなー。うーんこの際ハイレゾにしようか?とか思いつつも、やっぱりアナログ欲しい。ネットでのレビューも上々なのだが、知らない人の意見って良く分からない。と思い久しぶりにT師匠に連絡を取ってみた。彼は今や質・量ともに日本のトップコレクターであり彼の意見はもっとも信頼できます。その彼が「ここ数年のリイシューの中でも最もすばらしいものの一つ」と断言。これはもう買う!そんなT師匠は電話した時に「今タワーにいるんだけど」と相変わらずのレコード熱。本当にすごい人です。
しかしながら頭の中ではハイレゾも捨て難く、アナログとは音の良さの意味も違うし、デジタルはクリアだが肉厚の音で鳴らすのは難しい。空想ではこのハイレゾを使ってオープンリールにコピーしたら最強じゃないのか?と思うのと車内で聴くにはコピーが簡単。だがもうリールも売っぱらってしまったので、空想にとどめておく。
もうネット上でのレビューを書いてる人もいない今頃到着。HMVのマルチバイ特価で買いました。レビューで覚悟してたけど印刷が本当に悪い。というより酷い。ビートルズの旗帯の頃の国内盤も複写の複写の、、、で酷いものでしたがそんなレベルじゃなくもう成立しないくらい酷い印刷です。まあ分かってて買ったんだからしょうがないです。レーベルの再現も中途半端で、なんで??と思う。
しかしまあせっかくのアナログなんで音が満足できればそれでいい。今これを書いている時点で、ファースト、12x5、No.2、NOW!、と順番に聴いてるところ。全部素晴らしいです。私はオリジナル専門店のような店をやってましたが、個人的にはオリジナル至上主義ではなく、自分の好きな音が好きというだけなので今回のは本当に理想的な音です。もちろんオリジには他の意味もあるし価値もある。しかしオリジにもデメリットはあるし、限られた数しかないのだ。
4枚聞いたところで感じたのはオリジに忠実にしたいながらも、2016年現在モノラルの音にリスナーが何を求めているのか?ってことに対する答えのように思う。アナログならではの肉厚さ、ギターの音の太さ、特にそれぞれの曲のイントロのアタックが好印象で、曲が始まるたびにハッとしてワクワクする。特に初期ストーンズの音はこれが一番肝心だろう。今回作った人は本当に受けての気持ちを理解しててセンスの良い人だと思う。これでもうジャケの酷さは我慢します。
こういったリイシューに難クセをつけるのは簡単で、そういう人は多い。しかし音楽に限らず、世の中のあらゆる仕事は全部そうなのだ。揚げ足を取ったりするんなら自分でやってみろ!って思うし自分で何も創り上げない人ほど苦労を分からず得意になって非難をする。その感じがとても嫌いです。いろんな物の良いところを見つけて楽しんだ方が視野が広がって感性は豊かになる。そんな私に今回のリイシューは最高の宝箱になりそうです。
書いてるうちに Out of (US)にたどり着く。これもイイよー。DECCA時代の音源って、最初にどの盤で聴いたかが影響されると思うんだけど、私はキングレコードで発売されていた頃なので、今回のリイシューだと No.2(UK), Out of (UK), Decembers Children(US), Aftermath(US)が当時は日本での発売がなかった。後にCDやオリジで聴くことになるんだけど、感受性が強かった頃に聴いたものじゃないので、未だに馴染みがない。
で、このOut of(US)。オリジの初期ロットはUKプレスのLONDON盤でジャケがUS印刷という変則的なものだった。しかしそれよりずっと音が綺麗だ。だが変に綺麗すぎて「らしさ」が無くなってるワケでは無く、ストーンズの力強さに遜色はない。こう言うのはリイシューの良い所が出てると思う。
さて温泉行ってこよう。














