こんにちは、ともすけです。(この書き出しは初めてです)
PCで、USB-DAC → ヘッドアンプ → イヤホン、の接続で音楽を聴いていて、ホワイトノイズが気になっていたのですが、ツイッターでブツブツ言ってたらステレオサウンドの方が対策を教えてくれました(ステレオサウンドの方、ありがとうございます)。うまく改善できたので共有したいと思います。っとその前に、簡単にUSB-DACについて書いておきますね。
パソコンからUSB経由で音を鳴らすことができますが、これをUSB-Audioといいます。USB-DACは、パソコンからUSB経由で送信されたデジタルの音を人間の耳で聴こえるようにアナログ変換します。Digital to Analog Converterの頭文字をとってDACです。
ところでこのUSB-DACで音を聴くと、ホワイトノイズ(スーッてなる音)が一定量入るようなんですね。(高価なものだと対策されているそうですけど)
このUSB-DACに、DigiFi 22付録のヘッドホンアンプを繋いでいて、ホワイトノイズが気になっていたのですが改善したので以下に説明します。
やり方ですが、まずパソコンのボリューム調整を起動します。
通常USBスピーカーなどではボリューム5くらいでふつうに聴ける大きさになるのですが、写真にあるように結構大きめにします。いまはAmazon Musicを聴いているので、Amazon Musicの方を大きくします。ここで「システム音」を大きくしてしまうと、通知音などが爆音になってしまうのでご注意ください。
このとき、USB-DACの音声出力からはかなり大きな音の情報が出ています。これをヘッドホンアンプに繋ぐのですが、ヘッドホンアンプのボリュームをかなり絞って音量を調整します。これでホワイトノイズがほとんど気にならなくなりました。
このやり方でどうして改善するかというと、まずUSBから出てくる音のうち、ホワイトノイズは一定量なんです。PCのボリュームに依存しません。ということは、PCのボリュームが小さいと、再生音の大きさに対してホワイトノイズが気になる大きさになります。PCのボリュームを大きくすると、ホワイトノイズの大きさは変わらないけれど再生音の大きさがかなり大きくなるので、相対的にホワイトノイズが小さくなります。専門的な言い方をすると、S/N比がよくなります。(S/N比:ここでは再生音とノイズの比率)
ただこれだと、再生音が大きすぎて困りますが、ヘッドホンアンプで全体的に音量を絞り込むと、ホワイトノイズを抑えた状態で聴きやすい音量で音楽を鳴らすことができます。
この対策は、アンプ(増幅器)のないUSBスピーカーではできませんけど、アンプの付いているUSBスピーカーなどアンプ付きなら同様の考え方でうまく対策できると思います。
今回の記事は以上です。試されるときは、くれぐれも音の出しすぎには注意してください。