助産師の山浦直子です。
今週は離乳食講座、発達復習クラス、ベビーマッサージ教室、頭の形ケア教室と教室盛りだくさんでした。
今週の離乳食講座は離乳食を始めたばかりのお子さん、これから始めるお子さんが参加の参加でした。(月齢進んだお子さんの参加も大歓迎)
月例が進んだからと言って、おっぱいやミルクを飲んでいた赤ちゃんが、急に食べ物をうまく食べられるわけではありません。
おかゆが乗ったスプーンが目の前に来ても、
「なんだこれ?」
スプーンがお口に入っても、
「どう処理していいか??」
「舌をどう動かしたら、のどに送りこめるかわからない」
そんな感じでしょう。
食べるはお口を使って食べる初めての習い事と思ってあげてくださいね。
私たちだってやったことのない楽器を弾いてと言われてもできませんよね。
上手く弾いている人を見たり、失敗と練習を重ねて上手くなっていきます。
赤ちゃんにとって食べるは初めての習いごとと思ってゆっくり練習に付き合ってあげてください。
【離乳食講座感想】
☆離乳食:母乳で足りなくなってくる栄養を補うという印象が強く、「早く始めないと」、「いろいろな物を上げて栄養を…!!」
と思っていました。ですが、「食べ物に慣れる」「楽しく食べる」そこを第一に、生涯食べることが楽しくできるように、離乳食時期を大切にわが子と向き合っていきたいなと思いました。
☆家ではとらないお出汁…やっぱりおいしいなと感じました。
第1子の時は離乳食の本を見て、それ通りに進めていました。
うんちのお便りをみて息子にあった食材を息子のペースで進めて、しっかりお口の発達をサポートしていきたいと思いました。
☆本を見ながら離乳食を始めてみましたが、これからは子どもの食べる様子、口の発達、からだの発達を見ながら進めていこうと思いました。取り分けで、親の食事を見直すことが出来そうです。作り立ての美味しいごはんを準備していきたいです。
☆お出汁とお味噌汁がおいしかったです。食事のマナーよく、家族みんなで楽しく食べられるのを目指したいと思います。
食べさせ方、舌の動きのことも知らなかったので、勉強になりました。
☆子どもの食育を考え、「手間をかけずに、手を抜かない」を大切にしたいと思いました。
本を参考にすることもよいけれども、子どもの食べる様子(舌や口の動き、手と目の協調運動など)や、お便り(便)を観察して離乳食の進め方を考えるのが大切だと感じました。
離乳食って何だろうと改めて考えるきっかけになりました。
次回の頑張らない離乳食講座は11月17日です。