助産師の山浦直子です。
昨日ざま駅前歯科のイベントに参加してきました。
ざま駅前歯科では、院長先生や衛生士さんたちと、定期的に0歳からのお口育ての講座をしていて、赤ちゃんからしっかりお口育てをしていこうという考えがある歯科です。
昨日はイベントで、日本歯科大学生命小児歯科学 名生幸恵先生の講座を受けてきました。
教室に来てくださっているパパさん、ママさんもたくさん参加されていましたね。
普段は歯科医になる大学生に教えている先生ですのでお話が分かりやすい!ご自分のお子さんを育てた経験だけでなく、保育士、公認心理士の資格も持たれているので、子どものこともよく理解されています。
午後、骨盤ケア教室があり、午前の講座しか参加できなかったのが残念です。
赤ちゃんは、おっぱいやミルクは生まれてすぐでも反射で飲めますが(乳頭の形によっては苦労する方もいらっしゃいますけどね)食べることは、月齢がきたからすぐに食べられるわけではありません。
「食べるははじめてのならいごと」
口を開けたまま、唇、舌、顎を同時に動かす乳児えんげから食べる口になるためには、手をナメナメしたり、おもちゃを掴んでナメナメ、足をつかんでナメナメ、そんな赤ちゃんの毎日の遊びが、食べるための機能獲得の自主トレでもあること。
食べるというはじめての習い事のコーチはお母さん、お父さん!
最初から上手く食べられるわけではない、上手く食べられなかったり、たくさんこぼすのがあたりまえ。
保護者本位で食べさせるのではなく、お口の動きを観察しながら、お子さんのペースに合わせて「待つ」ことの大切さもお話されていました。
ざま駅前歯科には、これから月数回、名生幸恵先生の診察日ができるそうです。名生先生が来てくれることで、歯科全体のお口育ての意識がさらに高まるのでしょうね。
今日はこれから「頑張らない離乳食講座」です。
私たち助産師が実際の食べさせ方も確認しますし、他のお子さんの食べ方を見るのも勉強になると思います。
来月までの頑張らない離乳食講座は満席です。
7月も決まり次第ブログにアップします。