食べることは楽しいこと

助産師の山浦直子です。

今日から3月暖かくなって気持ちも軽くなってくる気がしますね。

昨日は毎月開催している頑張らない離乳食講座でした。

昨日はパパさんの参加が3組もありました。

これから育休が取りやすくなるようですから、是非パパさんも一緒に参加していただきたいです。

離乳食は5か月からはじめなければと思っているお母さんが多く、なかなか食べないというお悩みが多いですね。

お子さんによって体の発達もお口の発達も違うので、月齢で一律な離乳食の進め方では上手くい進まないのは当然かなと思います。

・体の発達はどこまで進んでいるのか

・授乳間隔は空いてきているのか

・生活リズムはどうか

・発語はどうかな（マンマン・パッなどの発語）

・食への興味はどうかな

教室では食べる準備ができてきているのか確認していきます。

離乳食を始めても、お口を閉じること、舌で喉の奥に送ること、嚥下することは、自然にできることではなく、練習を重ね身に着けていくのです。最初からうまく食べられません。

からだの発達、お口の発達はが進んできているのに、いつまでも10倍がゆのままだったり、柔らかいペーストしかあげていない方が結構いらっしゃいますが、それでは噛むスキルが上がっていきません。

教室ではお口の使い方を観察しながら離乳食のアドバイスをしていきます。

最終目標は、食べることを楽しめること。

上手くいかなくても怖い顔にならないでね！

赤ちゃんは唇でスプーンをとらえる力が未熟です。

スプーンによって食べやすさ、食べさせやすさが変わります。

ヘラ？くらい浅いスプーンがおすすめです。

このフィンデングスプーンは離乳食にとても使いやすいです。

のびっこさんの食具もお勧めです。

教室で噛み噛みの練習に紹介したビスコッティのレシピはこちら

次回頑張らない離乳食講座は3月10日です。