助産師の山浦直子です。
腹ばいが嫌い、寝返りができない、だけど座れるというお子さんの相談をよく受けます。
よく聞くと、自分で座る姿勢になるわけではなく、大人が座らせれば座れるという状態のお子さんがほとんどです。
お母さんの悩みは
座ったところからハイハイ姿勢になれない
ズリバイやハイハイしない
動けないから要求が多い
ぐずぐずが多い
赤ちゃんは、首座り寝返りズリバイハイハイお座りと発達していきます。
(お座りは、ハイハイと同時くらいか、ハイハイ前に獲得するお子さんもいます)
自分でお座りを獲得したお子さんは、座った姿勢から手が前にも、横にも、斜め後ろにも出てハイハイ姿勢に戻れます。
自由自在に体を動かして興味のある所や、お母さんのところに行くことが出来きます。
発達って積み木を積み上げていくようなもの。
首が座ったら使っていいよーと書いてあるお座りグッズが出回っていますが、土台をしっかりさせるためにも発達の順番をすっ飛ばして先のことをさせないでほしいと思っています。
発達の積み残しに気がついたら、先に進むことより足りないところに戻る遊びをたくさんしていってほしい。
それにはお母さんの子供の発達に向き合う覚悟が必要です。
座ることに慣れたお子さんを腹ばいに戻すと最初は泣きますからね。
ちゃんとやっていくとお子さん達の変化は早いですよ
2足歩行になって転びやすい、転んで手が出ない。
転んで顔や頭にケガするお子さんが多くいます。
そうならないために発達の土台づくりを丁寧にしていきましょう。
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助産院 つきひかりでも7月から出産準備クラス、赤ちゃんの発達のクラスを担当します。
お近くの方は是非いらしてください。