助産師の山浦直子です。
先月一度伺った秦野のハレノヒ保育園に昨日は海老名の助産師鈴木亜紀さんと行ってきました。
園は自然いっぱいな場所にあります。
先日訪問した時には、年長さんが散歩で熊のうんちらしきもの見つけたそうです。
熊は森を作る動物と言われています。(森の木の実を食べて、いろいろなところに排泄して、そこからまた芽がでます) みんなで見つけたうんちを園に持ち帰って、種を取り出し、どんな芽がでるか種を埋めてみたそうです。
遊びの中での生態系の学びですね。
大きなお砂場で、ドロドロになって遊びこむ園児たちの表情はキラキラ輝いています。
赤ちゃん時代からしっかりハイハイし、身体を動かして遊んできていますから、どの子も土踏まずがしっかりできています。
園庭にある太鼓橋を2歳なるかならないかの園児が登り、ちゃんと向きを変えて足から降りる姿にはびっくりです。
どろどろになって遊んだ後はもりもりご飯を食べます。
テーブルを出して、ご飯の準備を始めると、0歳児もハイハイでテーブルに集まってきます。
小松菜の茎をかじり、大きく切った大根や玉ねぎの煮物を手づかみ食べでおいしそうに食べる姿は生きる力を感じます。
年中、年長さんは姿勢よく正座でお箸を上手に使って食べています。
食事の準備も片づけもみんなで自然と手伝うのが当たり前になっているようです。
お野菜中心のご飯をみんなもりもり、にこにこ食べる姿を見て、改めて、食事はみんなでおいしく楽しく食べるが一番!と感じました。
ハレノヒ保育園の先生方は、子ども達に良いことには妥協をせずに工夫されていて、感心します。
なんと、素晴らしいことに、子どもの育ちを長年研究、実践してこられたベテランの先生に、来年はぐくみでお話ししていただくことになりました。また日程が決まりましたら、ご案内しますね。
子ども達の様子の写真は撮るわけにはいかないので、ご興味ある方は、是非ハレノヒ保育園のホームページをご覧ください。