3月の読書メーター
読んだ本の数:29
読んだページ数:5071
ナイス数:132
クドリャフカの順番―「十文字」事件の感想
「期待」という言葉の重みを感じました。自分への諦めと才能あるものへの期待、しかし当の本人にはその気がない。切ないね。相変わらずの省エネ奉太郎くんは、わらしべプロトコルによって巻き込まれ、お姉さんの置いていった本により核心に迫ることに。面白かったです。
読了日:03月01日 著者:米澤 穂信
海の見える理髪店の感想
家族間の日常の言葉にしない暗い部分が書かれていてグッとくる。「海の見える理髪店」、「いつか来た道」、「時のない時計」よかったです。「遠くから来た手紙」の主人公には嫌悪感を抱いた。
読了日:03月03日 著者:荻原 浩
& Premium (アンド プレミアム) 2015年 03月号
読了日:03月03日 著者:
夜行の感想
うーよくわからなかった。「夜行」と「曙光」ふたつの銅版画によってそれぞれの世界がある…。私の貧困な想像力では楽しめなかったです。
読了日:03月05日 著者:森見 登美彦
インベスターZ(1) (モーニング KC)の感想
「金ハ人ナリ 人ハ金ナリ」人はお金によって考える時間を獲得し、お金が人を人にし、人はお金で存在意義を明確にした。「金ノ聲ヲ聞ケ」言葉が通じないもの同士を結びつけられる唯一の道具。お金により信頼を得、安心感が生まれ、コミュニケーションが発展し文明が発達。「銀行トハ体裁ノ良イ金貸シ」金は魔法。この魔法は解かれたら最後すべての破滅に繋がる。この世がある限りみんな魔法にかかり続けなくてはいけない! お金凄いけど、怖いなぁ~。
読了日:03月08日 著者:三田 紀房
インベスターZ(2) (モーニング KC)の感想
「株ハ入口ニアラズ出口ニアリ」株は買うことより売ることのほうが重要。株に限らず物事には出口戦略が絶対必要。アタマとシッポはくれてやれ。過去は忘れる。投資とはいかにミスをしないか。成功するためには体力が必要。投資は冷蔵庫と思え、下拵えが大事。株はぼろ株をみろ。
読了日:03月08日 著者:三田 紀房
インベスターZ(3) (モーニング KC)の感想
まずは「トレダビ」。ああ…麗しのバフェット様! バフェットの思想「人々がそれぞれの最も得意とする分野でできるだけ長く一生懸命働けばそれだけ社会が富む」、「リスクとは自分が何をやっているかわからない時に起きる」、「その企業について論文を一本書けなければ株を買ってはいけない」。 国が戦争をするためのお金を集めるために貯金を強制したことによって、現在国民はお金は金融機関に預けるものという習性が体にすっかり染み着いてしまった。結局国にいいようにされているのですね…。
読了日:03月09日 著者:三田 紀房
インベスターZ(4) (モーニング KC)の感想
憎きアメリカ、osトロンが主流になってたかもなんですね~。どこまでも日本は弱い国でいなきゃなのかな~。iPS細胞、再生医療産業の市場を獲得するのは、モノづくりが得意な日本企業! 光さしてきた~。 わからなくても前に進むことが大事。
読了日:03月09日 著者:三田 紀房
インベスターZ(5) (モーニング KC)の感想
創業200年以上の会社は世界で5586社。そのうち日本企業はなんと3146社!日本って凄い! スティーブ・ジョブズの言葉「何をしてきたかと同じくらい、何をしてこなかったかを誇りたい」。 「金は汚いもの」と家康に刷り込まれていたとは、恐るべし。
読了日:03月09日 著者:三田 紀房
インベスターZ(6) (モーニング KC)の感想
バフェットの金言「相談しようと思うとき私は鏡を見る」。 みんなで相談して決める…この日本の美徳は責任逃れの裏返しでもある。「ルールを作る国とルールを守る国の違い」西洋の人にとってルールは作るもの…時代の変化に合わないと思ったらさっさと変える。一方日本人にとってルールは守るもの…一度決めたことは守り続けることが美徳と考える文化。なるほど~。 「金ハ鰯ノ如シ」鰯もお金も放っておけばすぐ腐って価値を失う。 「人口ボーナス」かぁ~。目から鱗だな。ずっと、団塊の世代が頑張ったからだと思ってた、言われてみればそうだな
読了日:03月09日 著者:三田 紀房
インベスターZ(7) (モーニング KC)の感想
「巨人の肩に乗る」…「バフェット様の肩に乗る」。やると決めたことをやり抜く心の強さと忍耐力を持つ。「鳥の目虫の目魚の目」物事はひとつの目だけで見てはいけない、いろいろな角度から見なくてはいけない。 「日本人は小さくてカワイイものが好き」だから、発酵技術が発達したとは面白いなぁ~。
読了日:03月10日 著者:三田 紀房
インベスターZ(8) (モーニング KC)の感想
戦時中も株取引されてたとは想像すらしたことなかった。ひとつの事業に固執しないこと。競争をしないため。起業で成功するには死ぬほど恥をかかなければいけない。ビジネスで一番大事なのは行動力。
読了日:03月10日 著者:三田 紀房
インベスターZ(9) (モーニング KC)の感想
「面白いものって論理じゃなく…感情でできている」。ついつい理詰めになっちゃうんだよね。DMMの話面白かった。
読了日:03月10日 著者:三田 紀房
インベスターZ(10) (モーニング KC)の感想
「実態をよく調べずに一般的なイメージだけで語られていることが世の中にはたくさんある」。「物事は相対的にみろ」円高にも円安にもメリットとデメリットがある。FXの常道、博打的なファンダメンタルズではなく、テクニカルを駆使して小さく勝ちを積み上げていくこと。FXは怖いイメージだったけど、テクニカルを習得できるとうまくいくような気分になってくる。ブルとベア…まずはブルに…。
読了日:03月10日 著者:三田 紀房
インベスターZ(11) (モーニング KC)の感想
「売るべし買うべし休むべし」相場で勝つ人は売買にメリハリがついている、ひとつの取引が終わったら相場から一歩退き冷静になって次のチャンスを待つ。巻末特別記事①が分かりやすくてよかった。
読了日:03月10日 著者:三田 紀房
インベスターZ(12) (モーニング KC)の感想
鉄砲伝来って歴史で習うけど、分解して研究して製造したことによって、日本が植民地にならずにすんだって教えてくれてれば、もっと歴史に興味持てたと思うな~。
読了日:03月11日 著者:三田 紀房
インベスターZ(13) (モーニング KC)の感想
何事もシンプルイズベストですね。
読了日:03月11日 著者:三田 紀房
インベスターZ(14) (モーニング KC)の感想
不動産投資をするときに探すべきは…入居者の顔が見える物件!なるほど~。マーケット管理が重要!!
読了日:03月11日 著者:三田 紀房
インベスターZ(15) (モーニング KC)の感想
「大事なのことは、金ではない、心だ」、「感動は論理をこえる」、「世の中のみんなが共感すればルールは変わる!社会は変わる!ひとの心を動かしたところに価値は生まれる!」、「そこが勝敗の分かれ目だ」。カリスマ的人間の回りでは、ルールが変わっていくことがよくあり理不尽な思いを抱えたことがある。成功させたいと回りに居る人間が思い、ルールが変わっていくんだなと改めて思った。弱者は理詰めでいくしかないと思っていたけど、やっぱりそれじゃかなわないってことが納得できた。
読了日:03月12日 著者:三田 紀房
インベスターZ(16) (モーニング KC)の感想
昔、家に来たセールスレディを思い出した。さらっとお断りをさせてもらったのですが、後日上司の男性とと来て、しつこいなぁ~と思ったら、セールスレディにならないかと誘われた。それもお断りをしたのだけど、社会勉強のためにしとけばよかったかなと若干後悔。違う今があったのかも…。保険会社のいいようにお金を払わされるのは嫌なので慎重に事を進めるようにしてはいるけど、それにしても、保険も国にお金を回すシステムの一貫だったとは、世の中の知らないことだらけだな。
読了日:03月12日 著者:三田 紀房
好きなものを食っても呑んでも一生太らず健康でいられる寝かせ玄米生活の感想
カロリーよりも「割合と質」太るか太らないかは、カロリーや量ではなく「代謝できるかどうか」で決まる。きれいに代謝される黄金比は「米6:野菜3:肉(魚・卵)1」。質とは「ビタミン、ミネラル、食物繊維、酵素がその食事にどれだけ含まれているか」。「ビタミン、ミネラル、食物繊維、酵素が足りないと脂肪や老廃物を蓄積しやすく、内臓にも負担をかけてしまう」。先月から「寝かせ玄米」やってるので読んでみた。痩せて家事も楽になっていいこと尽くしのよう…できることから取り入れよう。7号食も一度やってみたい。「結わえる」行きたい。
読了日:03月14日 著者:荻野 芳隆
&Premium(アンド プレミアム)2016年1月号 雑誌
読了日:03月18日 著者:
雨利終活写真館の感想
ひとつひとつの話はよかった。それぞれの話を通して主人公の抱えている悩みが解消されて新たなスタートを踏み出すという流れですが、あれっ?この主人公いなくてもいいのでは?って思うくらい短編の話でよかったように思う。
読了日:03月20日 著者:芦沢 央
ミセス 2017年 3月号 (雑誌)
読了日:03月24日 著者:
CasaBRUTUS(カ-サブル-タス) 2017年 2月号 [理想の家づくり]
読了日:03月24日 著者:
PRESIDENT (プレジデント) 2017年2/13号(金持ち夫婦の全ウラ技)
読了日:03月24日 著者:
正しい家計管理の感想
「会社も家庭も組織という点では同じで、絶対に倒産できない」という言葉に惹かれ読んでみました。私はエクセルを使って管理していて、素人なりに長年かけて手探りで作り上げていっているものなのですが、この本に出てくる表にそっくりなものもあり、手書きではないし、封筒管理でもないけれど、考え方はあっていたんだと安堵しております。「節約ではなく、価値あるものにお金を使う」肝に銘じて次年度も頑張ろう!という気持ちになりました。それでも、将来の不安はぬぐえません…。
読了日:03月24日 著者:林 總
&Premium(アンド プレミアム) 2015年 04 月号の感想
「the History of Interior Design」がよかった。
読了日:03月25日 著者:
若杉友子の「一汁一菜」医者いらずの食養生活の感想
先月から玄米生活をはじめて、とてもからだの調子がいいのでこの本も読んでみることに。納豆、豆乳、スーパーで売っているきのこに、干物の魚etc、日頃からだにいいと思って食しているものにも、良くないとの説。困ったな。。。からだの声を聞きながら、陰陽のバランスを意識して自分にあった食事を見つけたい。
読了日:03月26日 著者:若杉 友子
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2月の読書メーター
読んだ本の数:16
読んだページ数:2812
ナイス数:184
「会社四季報」業界地図 2017年版
読了日:02月03日 著者:
会社四季報 2017年 1集新春号 [雑誌]
読了日:02月03日 著者:
株で勝つ! 会社四季報超活用法
読了日:02月03日 著者:
コーヒーが冷めないうちにの感想
過去も未来も現実は変わらないけど、心が変わることでひらけることがある。と勇気をもらえる一冊でした。脚本家の方で、本作が作家デビュー作なのに納得。
読了日:02月04日 著者:川口俊和
桜風堂ものがたりの感想
書店の実状と書店員の本との向き合い方が伝わってきて、切なくも温かい気持ちになる一冊でした。
読了日:02月09日 著者:村山 早紀
みかづきの感想
面白かったです。分厚い本に尻込みするも、一時期大和田駅が最寄り駅だったことも手伝い、あの辺りの発展を見たようで、また塾によって視野が広がった過去もあり、世界にぐいぐい引き込まれて一気読み。大島家の面々が人間臭く魅力的でした。五郎さんチャーミングすぎる。
読了日:02月12日 著者:森 絵都
& Premium (アンド プレミアム) 2017年 2月号 [ おやつは、たいせつ。]
読了日:02月12日 著者:
& Premium (アンド プレミアム) 2017年 1月号 [ 贈り物と、絵本。]
読了日:02月12日 著者:
& Premium (アンド プレミアム) 2016年 12月号 [チャーミングなひと。]
読了日:02月12日 著者:
& Premium (アンド プレミアム) 2015年 02月号
読了日:02月12日 著者:
& Premium (アンド プレミアム) 2016年 11月号 [みんなのストーリー。]
読了日:02月12日 著者:
首折り男のための協奏曲の感想
ちょっと混乱が残ってますが、面白かったです。「月曜日から逃げろ」が好きでした。読み返してなるほど~となる感じが伊坂作品の面白いところだなぁ。「相談役の話」に出てきた、「和霊神社」は馴染みの神社でといっても、山家清兵衛は知らなかったのが残念ですが、ちょっと歴史にも触れ賢くなった感じ。それぞれの繋がりに気づいていないところがまだありそうで気になりつつ読了。
読了日:02月13日 著者:伊坂 幸太郎
氷菓 (角川文庫)の感想
「満願」、「王とサーカス」を過去に読んでいたので、重量感のあるものを期待していたのですが、古典部シリーズは高校が舞台で、終始爽やかな風が抜けるようだった。省エネ思考の奉太郎君と個性豊かな仲間たちとのやり取りが絶妙で今後も楽しめそう。
読了日:02月17日 著者:米澤 穂信
愚者のエンドロール (角川文庫)の感想
古典部シリーズ2作目、面白かった。省エネ奉太郎君は女性によって動かされるんですね。女帝入須によって、奉太郎の心が揺さぶられるあたりもよかった。相変わらず古典部?な状態ですが次が楽しみに。世界を放浪しているお姉さんは奉太郎のいくつ上なんだろうか…?
読了日:02月19日 著者:米澤 穂信
i(アイ)の感想
テロや難民や災害を傍観し何もできない無力感、なにもしない罪悪感に苛まれ苦しかった。最後、自身を肯定できるようになるのが理解できなかったな。
読了日:02月24日 著者:西 加奈子
ミセス 2017年 2月号 (雑誌)
読了日:02月24日 著者:
読書メーター
1月の読書メーター
読んだ本の数:14
読んだページ数:2898
ナイス数:237
ブンとフン (新潮文庫)の感想
現代戯作。ユーモラスにくだらなくかかれているけど、テンポにのれなかった。巧みな言葉遊びはすごい!本年一冊目はまずまずでした。
読了日:01月03日 著者:井上 ひさし
僕はお父さんを訴えます (『このミス』大賞シリーズ)の感想
読みやすいけど、重い本でした。親を最後まで信じたい、信じないと壊れてしまいそうなギリギリの精神状態が読んでいて苦しかった。
読了日:01月04日 著者:友井 羊
クレーの天使の感想
☆☆☆「わずかばかりの友情」、「鈴をつけた天使」、「忘れっぽい天使」
読了日:01月04日 著者:パウル・クレー,谷川 俊太郎
十角館の殺人 (講談社ノベルス)の感想
安楽椅子探偵は出てきたところから怪しく国東半島に絵を描きに行っているというのがどうにも胡散臭く、動機も想像してた通りだったのだけど、同一人物とまでは考えが至らず驚いた。名前を【あだ名で呼ぶ島】と、【本名で呼ぶ本土】の違いが鍵だったな。最初の方で、本土の二人のあだ名はなんなのかって、うっすら思ったんだけど、重要なことと考えずスルーしちゃった残念。面白かったです。
読了日:01月07日 著者:綾辻 行人
& Premium (アンド プレミアム) 2015年 1月号
読了日:01月07日 著者:
誰も知らない世界のことわざの感想
魅力的なことわざとイラストがいっぱいの絵本でした。なるほどね~と思えるものや、クスッと笑えるもの、何度読んでも???で理解できないものに、意味は判るけど納得のいかないものなど色々あって面白かった。フランス語「ザワークラウトの中で自転車をこぐ」。ラトビア語「小さなアヒルを吹き出す」。アラビア語「ある日はハチミツ、ある日はタマネギ」。フランス語「さて、羊に戻るとしようか」。など好きでした。
読了日:01月07日 著者:エラ・フランシス・サンダース
校閲ガール トルネードの感想
イケメンアフロは地毛!に驚いた。面白かったです。ゴースト作家出てきたり、ふたりの編集長の入れ代わった現状と友情から、「やりたい仕事」と「向いている仕事」を受けれていくあたりよかったです。森尾のの「自分だけで決めたかったから」はわかる。最後、貝塚はいいやつになりすぎでは…。
読了日:01月09日 著者:宮木 あや子
ポイズンドーター・ホーリーマザーの感想
短編6本。湊かなえさんは、やはり心をえぐってきますね。疲れました。と言いつつ、闇に引き付けられるようにまた湊さんの本読んじゃうんだろうな。
読了日:01月10日 著者:湊 かなえ
後妻業の感想
読後感の悪い本をまた読んでしまった。映画の宣伝で軽い感じかと思っていたのですが、本はリアルで重かった。実際に後妻業で稼いでいる人たちがいると思うと怖いですね。お金のない者には無縁ですが…。最後、小夜子は死に、柏木は捕まり、お金は返ってこないし、本多はお金を手に入れられないし…。スッキリしないなぁ~。保険の利かない病院で、動物病院へ行ったのは笑えた。薬も動物用って…でもリアルにいけそうでゾクッともする。
読了日:01月18日 著者:黒川 博行
蜜蜂と遠雷の感想
装丁が綺麗。音楽に疎い私でも、自由に音楽に触れる楽しさを教えてもらったように思います。まさに風間塵の「ギフト」をもらったような。曲の中にある物語も描かれていて、一冊の中に色々な物語が詰まっていました。音楽は自然から生まれたもの…、心が軽くなり音を探したくなる素敵な一冊でした。
読了日:01月22日 著者:恩田 陸
本日は、お日柄もよく (徳間文庫)の感想
スピーチライターのお話。言葉の持つ力が描かれている。響いた言葉「困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している。どうだい?そんなに難しいことじゃないだろう?だって人間は、そういうふうにできているんだ。」
読了日:01月28日 著者:原田マハ
あひるの感想
心がざわざわする一冊。日常の中のことばにならない、あえてしない家族の危ういバランスを感じました。
読了日:01月29日 著者:今村 夏子
ミセス 2017年 01月号 [雑誌]
読了日:01月29日 著者:
CasaBRUTUS(カ-サブル-タス) 2017年 1月号 [美しい照明術]
読了日:01月29日 著者:
読書メーター