1月の読書メーター
読んだ本の数:14
読んだページ数:2898
ナイス数:237
ブンとフン (新潮文庫)の感想
現代戯作。ユーモラスにくだらなくかかれているけど、テンポにのれなかった。巧みな言葉遊びはすごい!本年一冊目はまずまずでした。
読了日:01月03日 著者:井上 ひさし
僕はお父さんを訴えます (『このミス』大賞シリーズ)の感想
読みやすいけど、重い本でした。親を最後まで信じたい、信じないと壊れてしまいそうなギリギリの精神状態が読んでいて苦しかった。
読了日:01月04日 著者:友井 羊
クレーの天使の感想
☆☆☆「わずかばかりの友情」、「鈴をつけた天使」、「忘れっぽい天使」
読了日:01月04日 著者:パウル・クレー,谷川 俊太郎
十角館の殺人 (講談社ノベルス)の感想
安楽椅子探偵は出てきたところから怪しく国東半島に絵を描きに行っているというのがどうにも胡散臭く、動機も想像してた通りだったのだけど、同一人物とまでは考えが至らず驚いた。名前を【あだ名で呼ぶ島】と、【本名で呼ぶ本土】の違いが鍵だったな。最初の方で、本土の二人のあだ名はなんなのかって、うっすら思ったんだけど、重要なことと考えずスルーしちゃった残念。面白かったです。
読了日:01月07日 著者:綾辻 行人
& Premium (アンド プレミアム) 2015年 1月号
読了日:01月07日 著者:
誰も知らない世界のことわざの感想
魅力的なことわざとイラストがいっぱいの絵本でした。なるほどね~と思えるものや、クスッと笑えるもの、何度読んでも???で理解できないものに、意味は判るけど納得のいかないものなど色々あって面白かった。フランス語「ザワークラウトの中で自転車をこぐ」。ラトビア語「小さなアヒルを吹き出す」。アラビア語「ある日はハチミツ、ある日はタマネギ」。フランス語「さて、羊に戻るとしようか」。など好きでした。
読了日:01月07日 著者:エラ・フランシス・サンダース
校閲ガール トルネードの感想
イケメンアフロは地毛!に驚いた。面白かったです。ゴースト作家出てきたり、ふたりの編集長の入れ代わった現状と友情から、「やりたい仕事」と「向いている仕事」を受けれていくあたりよかったです。森尾のの「自分だけで決めたかったから」はわかる。最後、貝塚はいいやつになりすぎでは…。
読了日:01月09日 著者:宮木 あや子
ポイズンドーター・ホーリーマザーの感想
短編6本。湊かなえさんは、やはり心をえぐってきますね。疲れました。と言いつつ、闇に引き付けられるようにまた湊さんの本読んじゃうんだろうな。
読了日:01月10日 著者:湊 かなえ
後妻業の感想
読後感の悪い本をまた読んでしまった。映画の宣伝で軽い感じかと思っていたのですが、本はリアルで重かった。実際に後妻業で稼いでいる人たちがいると思うと怖いですね。お金のない者には無縁ですが…。最後、小夜子は死に、柏木は捕まり、お金は返ってこないし、本多はお金を手に入れられないし…。スッキリしないなぁ~。保険の利かない病院で、動物病院へ行ったのは笑えた。薬も動物用って…でもリアルにいけそうでゾクッともする。
読了日:01月18日 著者:黒川 博行
蜜蜂と遠雷の感想
装丁が綺麗。音楽に疎い私でも、自由に音楽に触れる楽しさを教えてもらったように思います。まさに風間塵の「ギフト」をもらったような。曲の中にある物語も描かれていて、一冊の中に色々な物語が詰まっていました。音楽は自然から生まれたもの…、心が軽くなり音を探したくなる素敵な一冊でした。
読了日:01月22日 著者:恩田 陸
本日は、お日柄もよく (徳間文庫)の感想
スピーチライターのお話。言葉の持つ力が描かれている。響いた言葉「困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している。どうだい?そんなに難しいことじゃないだろう?だって人間は、そういうふうにできているんだ。」
読了日:01月28日 著者:原田マハ
あひるの感想
心がざわざわする一冊。日常の中のことばにならない、あえてしない家族の危ういバランスを感じました。
読了日:01月29日 著者:今村 夏子
ミセス 2017年 01月号 [雑誌]
読了日:01月29日 著者:
CasaBRUTUS(カ-サブル-タス) 2017年 1月号 [美しい照明術]
読了日:01月29日 著者:
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