そもそも私たちの自我は

恐れを感じるように

設定されているらしい

 

創造主である大いなる存在は

すべてが満たされた状態に飽きてしまい

 

恐れとか不安とか不足を感じてみたくて

自我というシステムを創造したらしい

 

なので起きてくる出来事に

恐れを感じる自我を責めないで

 

そもそも恐れを感じる設定なのだから

 

そんな自我を否定したり

ましてや亡き者にしようとするのは

あまりにも可哀想

 

すべてを創造した大いなる存在は

恐れを感じられる自我を持つ人間が

愛おしくてたまらない

 

自ら体験できないことを

代わりに体験してくれるのだから

 

恐れや不安や不足感も

嬉しさや楽しさや充実感も

 

人間を通して感じられることすべてが

大いなる存在にとっては

この上ない喜びらしい

 

だけど私たち人間は

もう十分に恐れや不安や不足を

味わい尽くしてきたよね

 

だからそろそろ

自我に翻弄される人間を

卒業する時期なのかもしれないね

 

自我を与えられた人間でありながら

人間を超えていく

 

人間を超えた存在の視座から

自我を理解し愛していく

 

恐れに怯える自我に気づくたび

自我をギュッと抱きしめる

 

大丈夫

怖がらなくていい

 

そうやって少しずつ

大いなる存在に近づいていこう

 

そして気がつけば

恐れを味わい尽くした自我は

 

大いなる存在に抱かれて安心して

「空」の世界に溶け込んでいく

のかもしれません 星キラキラ照れキラキラ星空