人はなぜ騙されるのか(南極で氷を売る) その3 | 白鳥 瞳 でございます。。。

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「コミットミントと一貫性」
人間は否応なしに社会のなかで優位な立場を確保する競争に巻き込まれる=皆から尊敬される立場に居続けたい→約束を守り主張を変えないのが望ましい(と少なくとも思うのが多数派かな)→これが「コミットミントと一貫性」なり~ヽ(・∀・)ノ
で、普通は社会的地位の高いひとほどコミットミントと一貫性に固執する=自分が言ったことをあとから撤回できない。だからAならばBである=BならばAであると錯覚させると(必要条件と十分条件の混合←数学に出てくるわね)→ウソつき呼ばわりされると冷静さを失い自縄自縛に陥っていく、すなわち騙されるというわけ…
とどめは「返報性」
私たちは無意識に「贈り物にはお返しをする」と刷り込まれているのよ。だから、マクドナルドの無料コーヒーから無料体験までが経済学的に成り立つ… タダほど高い物はない、という事です。

実は、ここら辺りが体系化されたのはベトナム戦争終結の頃、そういえば中央出版ができたのも、この頃(1972年)なので、さすがは悪魔の頭脳の持ち主ね経営者は。そして世界中でセールスマン向けのセミナーという洗脳教育では「南極で氷を売る」のも簡単と錯覚させる事が容易になっていく。進歩が必ずしも人間を幸せにはしないという一例になってしまったわ。

騙されないように注意してね、という話だけど、これをどう受け止めるかは人それぞれかしら。ぁたしは極端な自由主義=リバタリアンだから(共和党のアメリカ大統領候補ロン・ポールも同じよ)

※1~3は橘玲の亜玖夢博士の経済入門を参照しましたm(__)m