毒親にだけはなりたくなかったけれど…… | 大好きな日々の覚え書き

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デンマークの暮らし、教育、天然酵母、麹、発酵の話、旅行の話、子どもたちを通して知ったバレエのことなどなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

隣国スウェーデンの成人教育施設で昨日起きた痛たましい銃撃事件に胸を痛めています。11名が死亡したと言う以外、1日経った今でも事件の詳細は発表されていません。一刻も早い事件の解明を望みます。

 

さて、私はそんな恐ろしい事件が起きていたとは全く知らず、「もうすぐ旅に出るのでお土産を買いに行く」と言う息子に付き合って、昨日は呑気にコペンハーゲンをブラブラしていました。

 

日曜日に開催された男子ハンドボール世界選手権ファイナルでデンマーク選手たちが勝利して、史上初4回連続世界チャンピオンになり、月曜日には、帰国した選手たちを迎え、コペンハーゲン市庁舎で恒例の凱旋儀式が盛大に行われました。

 

スポーツ国王の別名がある国王フレデリック10世陛下も出席してスピーチをしていました。市庁舎前の広場は選手たちを一目見ようと集まった祝うために集まった沢山のファンたちで溢れ、手には赤と白のデンマークの国旗を持って、中には同じく赤と白のグリーンランドの旗を手に持った人もいました。

 

昨日の火曜日の市庁舎広場は、日常に戻って落ち着きを取り戻していましたが、地面に取り残された金の紙切れたちがお祭りの様子を伝えてくれていました。

 

買い物の後は、今度は息子の方に付き合ってもらって、観たいな〜と思っていた映画を観て帰ることにしました。

 

それは下の映画です。

 

 

始めから終わりまで涙が止まらない映画は久しぶりでした。お勧めします。

 

永遠のプリマドンナが、あそこまで毒親に苦しめられた人だったとは知りませんでした。

 

彼女の母親程ではなくても、私も毒親だったのかも……と思うと……恐ろしいです。

 

今週はローザンヌ国際バレエコンクールが開催されていますね!

 

去年は味噌を作りながらライブストリーミングを観たりしていました。

 

バレエへの関心が薄れてしまったので劇場に足を運ぶことも、家で動画を見ることもなくなってしまいました。

 

息子は町の教室でバレエを教えるバイトをしていて、ダンサーとして活躍している同期の子たちもいるので今でも時々バレエ鑑賞に出かけてます。そしてこれからもずっとなんらかの形で関わっていきたいと言っていて、土曜日のファイナルをみるのを楽しみにしているので、それは一緒にみようと思ってます。

 

前に座高が高い人が座ったら一貫の終わり、割引なしで購入するのはちょっと勇気がいるお高いチケット代を完全に棒に振る可能性がある王立劇場で、過去13年間で何度も観たことがある同じ演目を、首が痛くなるのを我慢しながら観るくらいなら、どこに座っても問題なく画面がみれる映画館に行って、新しい映画を楽しんだ方がいいか?と感じちゃっている今の私があります。

 

今度、目一杯奮発して劇場に足を運ぶなら、バレエではなく、オペラだな!って思ってます。

 

このアリアは、バーレッスンのアダージオにピアニストの先生が弾いてくれたことが頻繁にあったそうで、映画を観た後、息子が鼻歌で繰り返し歌っていたので載せることにしました。