今年もやっぱりコペンハーゲン・カルチャーナイト、そして息子のこと | 大好きな日々の覚え書き

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デンマークの暮らし、教育、天然酵母、麹、発酵の話、旅行の話、子どもたちを通して知ったバレエのことなどなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

今日はコペンハーゲン・カルチャーナイトの日です。


1993年以来、2020年コロナが最悪でオンライン・カルチャーナイトだった年を除くと、毎年開催されているイベントです。


郊外に住む私たちがこのイベントに親しみを持つようになったのは、子どもたちがコペンハーゲンのど真ん中に位置する学校に通い始めた2011年以来ですが、以降は毎年参加している家族の恒例行事になってます。


美術館、博物館、大学、病院、学校、お城、役所、会社、劇場、教会、動物園などなどで、さまざまなイベントが催されます。今年は221の施設が参加しての開催だそうです。


今年から値上がりして一人110クローネ(12歳未満は無料)になりましたが、デジタルチケット、または下のようなバッチを購入すれば、自由に色々観て歩くことができます。




街全体が笑顔の人たちで溢れて、学園祭のようなウキウキ、ワクワクした雰囲気が流れるので絶対お勧めのイベントです。


催しによっては定員があって、予約しないと入れません。予約は無料だけど、指定された日と時間に早い者勝ちで、ちょっとストレスフルな体験です。予約すると、その場所と予約時間で、行動に制限が出て息苦しくなってしまうこともあります。それで今年は予約なしで入れるところに気軽に入るカルチャーナイトにしようと思ってます。


王立劇場の旧舞台では研修生たちも踊ります。手術後の足の具合がまだ正常ではないために、息子は舞台に出ません。でも仲間たちが踊るのを見学する義務があるそうで20時まで一緒に行動することが出来ません。皆んなソロで踊るそうで、出演できないことが残念そうでしたが無理は禁物なので仕方ありません。


一方、子ども向けのバレエ『おいでバムセ、バレエしよ!』の方は水曜日に上演を開始しました。

来週の月曜日まで、合計11回の公演には毎回出演してヒヨコさんの影武者として踊っています。


出演している俳優さんたちに、今までのアンダースタディーのうちで最高のヒヨコ、と褒められて嬉しそうでした。


初日に、40年間ヒヨコを演じ続けた俳優さんから頂いた「トイトイ・プレゼント」(デンマーク語ではポイポイ・プレゼントと言われています)。右はフィギュアで、左は冷蔵庫用のマグネットです。


どんな状況でも、チャンスを与えられた時、集中して全身全霊で打ち込むことが出来る、それは息子の最大の取り柄だと思います。