長男一家は昨日フランスから帰国しました。
昨日の夜「こちらにくる用事があるので、ついでに寄ってお土産を渡したい」と長男から連絡が入りました。
「T君連れてくる?」と私。
「Tはママと『お母さんグループ』に行く予定が入っているから連れて行けないよ」と長男。
「お母さんグループ」と言うのは、同じ頃に出産して、同じ地域に住んでいるお母さんとその赤ちゃんたちがお互いと交流できるように、5組ぐらいずつにまとめられたグループのこと。
はじめにグループ立ち上げのイニシアチブをとってくれるのは、どこに、いつ生まれた赤ちゃんがいるかを把握している市の保健師さんです。
初回は保健師さんの音頭で、「いついつ、どこどこのママと赤ちゃんのお家で集まって下さ〜い」と始まる集いですが、2回目からは、お母さんたちが相談して、それでは次回は私のアパートで、その次は私のうちで、と自分たちで繋げていきます。赤ちゃんはもちろんのこと、お母さん同士も、初回は全く初対面なのですが、ほぼ同じ月齢の赤ちゃんを連れて、お互いの家を訪問し合い、育児について相談しあったり、情報を交換しあったり、赤ちゃんを遊ばせたりしているうちに打ち解けていきます。
デンマークでは、私が子育て真っ最中だった頃から存在していたシステムです。
大抵の場合、お母さんの産休/保護者休暇が終わり、赤ちゃんが保育園に通い始めると自然消滅するグループです。もちろん、仲良くなったお母さんとずーっと交流がある人もいます。最近では産休/保護者休暇をとるお父さんのための「お父さんグループ」と言うのもあるようです。それについては良く知りません。私の長男も、来年の1月と2月に2ヶ月の保護者休暇を取る予定でいますが、「お父さんグループ」には興味がないそうです。ちなみに出産後の有給休暇についてですが、デンマークではザクッと書くと、夫婦合わせて52週間取れる、と言うのが目安みたいです。とても恵まれていると思います。T君は一歳になる頃に保育園に入れるように手続きしてあるようです。
さて、長男がお土産で届けてくれたものは、マカロンでした。
先週、これについてブログに書いたばかりだったので驚きました。
皆さん、これが「水曜日のシナモンロール」で〜〜す!
午前中にやって来たので、コーヒーを飲みながら、フランスの話をして、これを一緒につまもうと考えたらしいです。
フランスとT君の話には花が咲いたけど、オートファジーの私は、シナモンロールは午後のお茶に頂きました。
美味しかったです。
丸々一つだとケーキ皿が一杯になるジャンボさです。
主人も私もフランスが好きすぎて、ご縁がありますように!と祈りを込めてトリコロールに並べて植えた庭のムクゲたち。
も〜〜御利益バッチリでした👍