月曜日の昨日、鼻に花粉症のような症状が出て、登校前に自分で抗体検査をした息子。
2月1日から、制限が全面的に解除になったので、検査をする必要もなくなったのですが、支給されたセルフ検査キットが余っていたので、念のためしたそうです。
そして、くっきりと現れた2本の線。
はい、そうです。
自己抗原検査の結果は、ポジティブでした。
日本では陰性、陽性と言うのかも知れませんが、デンマークではネガティブ、ポジティブと言います。
普段なら「ポジティブがいいね!」ですが、コロナ検査ばかりはネガティブであって欲しいところです。
抗原検査でポジティブの場合、直ぐにテストセンターでPCR検査を受けることが推奨されています。
検査の鬼のデンマーク。その日の午後に検査の予約が取れたので、家族全員(と言っても、同じ屋根の下に暮している、息子と主人と私の3人ですが)で行ってきました。検査は全て無料。
PCR検査の結果が出るのは検査した翌日。
仕事で必要だったので、主人は昨日午前中のうちに抗原検査も受けに行っていました。その結果はネガティブ。でも結局ミーティング参加者に感染者が出て、そのミーティングもオンラインに変更になりました。今日発表の新規感染者数は49.798人。安定して多い数です。
息子はもちろん学校を休み、授業はオンラインで受けていました。
ちなみに高校の授業は、こんな時のために、デジタルでもフィジカルでも受けることが出来るようになっています。
息子の花粉症のような症状は、段々と風邪のような症状に変化して行きました。熱は全くありません。
PCR検査の結果は「(感染していることが)認められた」「認められなかった」と言う情報で表示されます。
そして、今日、ついさっき受け取ったその結果ですが、主人と私は感染していませんでした。
しかし、息子が感染していることが「認められた」と出ちゃいました。
バレエ学校で、周りの子がみんな感染しても、じっと持ち堪えていた息子でしたが……
それにしても、なんでこのタイミングなの〜〜!です。
と言うのも、私たちは12日(土)から、冬休みを利用して、1週間の旅行に出かける予定だったからです。
当然、旅行はキャンセルです。
夏に旅行出来なかった息子のために予約した旅行で、大西洋に浮かぶ島、ポルトガル領のマデイラ諸島に行く予定でした。
帰国途中にアムステルダムに寄って、「アンネ・フランク博物館」も訪れる予定でした。
『アンネの日記』を読んで、痛く心を動かされ息子の、たっての願いを叶えてあげるためでした。
フライト、ホテル、レンタカー、既に全てキャンセルしました。全額払い戻される保証があったので、そう言う意味では痛くも痒くもないのですが……
嗚呼ー!凄く残念です!!!
さよならマデイラ島!いつか会うことができますように!
……と言うことで、
マデイラ島の様子をお伝えすることは出来ません。
代わりに、コロナ感染の実態をお伝えすることになりそうです。
ヨーロッパでは18歳以下の子にはブースター接種をしないので、16歳の息子は8月に2度目のワクチンを打ったのが最後でした。
主人と私は12月12日にブースター接種を受けました。
息子は「うつしたくないから」と出来るだけ自分の部屋にいますが、食事は一緒に取ってます。
だから、いつうつっても不思議ではありません。
もう、こうなったら「うつしてもらいたい」「自然の免疫が欲しい」と思う私です。
今のところ息子は熱はなく、時々咳が出て、少し体がだるいくらいの症状があります。
さあ今後主人と私はどうなるのか?
それは次回のお楽しみ!