昨日、クリスマス休暇が明けて登校初日。
陰性。
今朝。「これって妊娠検査みたい」とか言いながら再び検査。結果は陰性。無事に登校。
デンマークでは、今日、小・中学校の休暇が明けました。だから子どもがいる家庭で、この朝の抗原検査が行われたものと思われます。全ての小学生・中学生は、支給される検査キットで、週に2回検査をしながら登校することが政府によって決められたからです。
息子は高校生ですが、バレエ学校からキットが支給されて、なんと毎日検査をして通います。
この自己抗原検査キット、結果が正しいとは限らないので、誤った安心感を与えてかえって危険、検査キットに税金かけて凄い無駄、などと言う批判の声も上がっています。
オミクロン株は、ワクチンを接種している、していないに関係なく、猛烈な速さで感染するので、もはや検査やコロナパスは意味を持たない、とか、国民の半数が感染するだろう、などと言われています。
一方、感染してしまった場合、ワクチンは効果がある、オミクロン株は軽症で済む可能性が高い、この勢いで感染し続けたら集団免疫が達成される日は近い、オミクロン株は人類へのクリスマスプレゼントだ、コロナ終息の日は近い、などなど楽天論も出ています。
追記:
ちなみに、デンマークのワクチンの接種率、1月5日現在で少なくとも1回ワクチンを接種した人は人口の81.97%。3回目、ブースター接種完了者は人口の50.35%です。12月以降の政府のワクチンキャンペーンとその後のオミクロン株の脅威で、伸び悩んでいた接種率に動きがありましたが、それもまた静かになり始めています。もちろん残りのパーセンテージには、接種が始まったばかりで未接種の5歳以上11歳以下の子ども、接種が要請されていない乳幼児も含まれているのですが、根強いアンチワクチン派がいることも示されています。そして、その方々がめでたく軽症のオミクロンに罹患された時集団免疫が達成されるってことかな?と思います。知り合いにも頑固なアンチワクチン派がいます。これはもう信仰の自由みたいなもので、自由な選択が尊重される社会であってほしいので、私は全く気になりません。ただただ、ご無事をお祈りしています。
とにかく、この1月を乗り切ったら峠を越えることが出来ると、デンマークでは言われています。
劇場、美術館、映画館のロックダウンは暫く続くものと思われます。
文化活動はこう言う時弱いですね〜!
王立劇場のHP、緊急事態特設サイトに、秋休みに上演された子ども向けのバレエが載っています。1月17日まで観れるそうです。ただし、視聴出来るのはデンマーク、グリーンランド、フェロー諸島のみ、と書いてあります。
クィアで「気持ち悪い」息子の姿をもう一度観ることが出来て、私は嬉しかったです。一応リンクを貼り付けておきましょう。