サンフランシスコバレエ プリンシパル | あるバレエママの告白

あるバレエママの告白

バレエしている息子のこと。それを母として観察する私が考えたこと。デンマークの暮らし、教育などなど、ふと頭に浮かんだことをそのまま書いてます。

周りには感染者が増加して大変なことになっている国もあるのに、ここデンマークではそんな様子は今のところ全くありません。

9月10日からはコロナは「社会を脅かす病気」の分類から外され、コロナパス提示などは一切必要がなくなり、社会は完全に正常化されます。

そして、他の国だったら(え〜無謀な〜!)って言われてしまいそうな国際ダンス・フェスティバルも、まさに今無事に開催中です。

「コペンハーゲンは踊る」と言うタイトルがついたこの国際バレエ・フェスティバルは、今年が第一回の新しい試みで、9月、10月そして2022年2月に、間を開けて3回、海外から別々のゲストを迎えて公演が行われます。

今後も世界中から様々なゲストを迎えて毎年開催しよう!と言う心意気のようです。

そして昨日9月2日、第一回フェスティバルの幕を開けたのは「サンフランシスコバレエのプリンシパル」たちでした。

このフェスティバルのアイデア・マンらしい、デンマーク王立バレエ団元プリンシパルのウルリック・ビヤケアは、今は移籍してサンフランシスコバレエ団のプリンシパルですが、先ずは仲間たちを連れてやって来た〜て言う雰囲気です。

日本人プリンシパルの倉永美沙さんもやって来ると知り、こんなチャンスはいつあるかわからないから行くしかない!と思い今日観に行ってきました。

以下、簡単に観に行ってきたよ〜て言うご報告をします。

会場は、コペンハーゲンのウスターブロ地区にあるØstre Gasværk(ウストゥル・ガスヴェアク)劇場と言って、元々ガスタンクだったユニークな建物の中にあります。



日はみるみる短くなっているけれど、19:00頃でもまだ明るい、夏の面影を残す北欧のデンマーク。

入り口(すごいボケボケ)

10月にはPina Bauschの『Le Sacre de Printemps』がやって来ます。これも絶対観に行かなきゃ!

中はこんな感じ!わーこの色「青の洞窟」みたい〜って嬉しくなりました〜!

1番安い席で上の方でしたが、十分に良く見ることが出来ました。

2幕目は、もう少し前の方に座っていた友だちが、私の横が空いてるから移動しちゃいなよ!っと誘ってくれたので移動して、もっと良く観ることが出来ました!(デンマークでは、こう言う不謹慎なことをしても誰にも何にも言われないです)

そしてプログラム。

チャイコフスキーpas de deuxと『海賊』のpas de deux を倉永美沙さんが踊ると知った時は、一緒にいた日本人の友だちと周りの人を巻き込んで大騒ぎしてしまいました。

ダイヴァシティ、男女平等、LGBT問題をテーマにしたコンテンポラリーの新作もとても興味深かったです。

流石プリンシパルたち、素晴らしい踊りでした。

でも〜!です。なんといっても倉永さんが、とにかくキラキラ輝いていました〜!

魅力的なメドーラ!他の人に負けないくらい、私も「ブラボー」って何度も叫んじゃいました!