いや〜、また今年もこの日がやって来ました〜!
デンマーク、コペンハーゲン周辺の高校生が一斉に集まって行われる、「新入生歓迎合同飲み会」の日が!
何々それ?全く伝わっていないよ〜って言う方、以前それについて書いた記事がありますので、もし良かったらまずこちらをどうぞ!
誰が決めたのか?いつ始まったのか?
とにかく毎年、新しい学年がスタートした週の金曜日、コペンハーゲンとその近郊にある複数の高校に通う若者が鹿公園に集まって開催されるこの合同飲み会、警察のレポートによると、2019年には6000人から8000人が集まっていたらしいです。
2020年は、コロナの規制で鹿公園が立ち入り禁止になって、若者たちは合同飲み会が出来ませんでした。
今年は、コロナのせいで禁止とか、そう言う話は全く出ていません。だから、今頃皆さん、手に持った酒の瓶ではち切れそうなスーパーの袋をカチャカチャ言わせながら、鹿公園に向かっているんでしょうね〜……
この日が来ると、毎年デンマークの飲酒文化がメディアの話題になって、問題なんじゃない?って一応問題提起はされています。
今年は、別の場所で、酒なしの楽しそうなイベントをアレンジして、若者たちを鹿公園に行かせないようにする対策をとる高校もあるようです。
若者がそちらのイベントを選択するか?は彼らの自由意志なのでわかりません。
去年できなかった大規模飲み会なので、今年はきっといつも通りに集まっているんだろうなぁ〜……!
まあ、好きなようにお楽しみ下さい!と言う心境です。
高校を卒業したうちの子たちは、一滴も飲まなくても、毎年しっかり参加して、毎年無事に帰宅していました。
それを、「獅子の子落とし」の心境で見守って来ました。
はちゃめちゃに騒ぐデンマークの若者たちだけど、大半の若者は、お互いに労り合って、限度を弁えているようです。
ところで、我が家の新高校生ですが……
合同飲み会に参加するなんて、想像もしていないと思います。
心配することなく、ぐっすり眠れるから良かったです。