子どもたちは家にいて、主人は休みではないけれどのんびり家で仕事をしています。
休暇で家族全員が家にいても、朝昼晩の食事の支度がたいへ〜ん!と感じたことはありません。
まあ、元々そんなに複雑な料理は作らないからでもあるのですが、最近は特に楽になりました。
現地人の主人の健康のために、できるだけ現地の食べ物、つまりデンマーク料理を中心に作っているからです。
地元で生産される、四季折々のものを、その土地の人が昔からしている方法で食べるのが、家族全員の健康にとっていいことは明らかです。
デンマークの家庭料理は、シンプルで、お肉かお魚にジャガイモと野菜を添えて、ソースでからめて食べる、と言うのが基本です。
そしてお昼には、毎日のようにライ麦パンのオープンサンドイッチ、スモーブローを食べます。
お弁当にスモーブローばかりだと、子どもたちが嫌がるので、それを毎日食べるってことは我が家ではないのですが、最近は以前より食べる回数が増えました。
なんと言ってもライ麦パンは、とてもヘルシーです。
でも上にのせるハム類は、ホームメードでない限り、そんなにヘルシーとは言えません。
私は、フリカデーラと呼ばれる、豚肉のハンバーグや前日の夕飯の残りのお肉をのせる時が多いです。
下がそのフリカデーラを作成中の写真ですが、豚の挽肉に、塩、オートミール、玉ねぎを入れて、ミルクを適当な柔らかさになるまで混ぜて、後はスプーンと掌で丸めて焼きます。
秋休みには、彩り豊かな秋の森を楽しむためにドライブで遠出して、近所では味わえない自然を楽しむのがここ近年の恒例行事になっていました。
でも、高校3年生と中学3年生のうちの子たちから、今日までのところ、一緒に行動するのを遠慮されています。
子どもたちの気が変わるのを待っていてもいつ出かけられるかわからないので、主人と2人で散歩してきました。
遠出は中止で、近所の森だったけれど、散歩の後にカフェに入ってお茶をして、少し余所行き気分を味わうことができました。
窓からは美しい湖の風景。Gâteau Marcel と言う名前がついていた、とても美味しいGâteau au chocolat 。生クリームとマデイラ酒漬けのプルーンが添えてありました。写真に写っていませんが、主人のケーキはデンマーク産リンゴのタルトでした。