デンマークにはBynkeと言って、主に花粉症の原因として知られる植物があります。
でも、そのBynke、以前は薬草として重宝されていたようです。
Bynkeの日本語名は、オウショウヨモギ(学名Artemisia vulgaris)で、ヨモギ属です。
2年前、日本から遊びに来ていた、野草に詳しい友人と森を散歩していた時、「これはヨモギだよ」と教えて貰いました。
それまでBynkeがヨモギだとは思いもしなかったので、(わーい!草餅ができるぞ〜!)と大喜びした私でした。
が、翌年、食用に採取できる小さい若葉の頃のBynkeを、他の若葉と見分けることができなくて採取できず、以来諦めたまま、まだ草餅は作ったことがありません。
色々引っこ抜いては、クンクン匂いを嗅いでみたのですが、よくわかりませんでした。
大きくなったBynkeの葉は、確かにヨモギの香りがします。
花が咲く前に採取して、葉を乾燥させて、ヨモギ茶が出来るそうです。
ヨモギ茶は、冷え性・体質改善、便秘の解消、ダイエット・むくみの改善、美容・老化防止・シミやシワの予防に効果があるそうで、女性にとっては良いことばかりです。
菩提樹の花のお茶が上手くいったので、(そうだ!ヨモギ茶を作ろう!)と、今日、散歩道に沢山生えているヨモギたちを見ながら思いました。
Bynke/ヨモギの写真。デンマークでは、どこでもよく見かける野草です。
大丈夫かなぁ〜……
でもやってみようっと!
毒ではないと思うので……。
来年は生えている場所をよ〜く覚えておいて、必ず草餅を作りたいと思います!