再開したばかりの学校ですが、木金土日と4連休の最中です。
ご復活の後、キリストは弟子たちの前に現れ、神の国について語り続けます。そして40日後に天に上がられます。それを記念するお祝いです。
デンマークで教会に通う人にとっては、今年の昇天祭は格別な祭日になりました。
18日(月)から、教会の活動の再開が許可されて、2ヶ月ぶりに礼拝が可能になったからです。
私たちもミサに行ってきました。
教会に到着すると、英語とデンマーク語の下の張り紙が私たちを迎えてくれました。
そして、3メートルのベンチに3人ずつ腰掛けられるように、印がついていました。
司祭と侍者も接触を避け、1メートルの距離を置いてのミサで、いつもと違いました。
御聖体拝領は、距離が保てないのでまだ受けることができません。
デンマークのカトリック教会が、政府のガイダンスに沿って決定した規則です。
感染の危険を避けるために「賛美歌は歌ってはいけない、歌う時は2メートルの距離を置かなければならない」と言う規則もあります。
「集合できる最大人数は10人」と言うルールはなく、教会の大きさにより集まっていい人数がきまるそうです。私たちが通う教会は、大きな教会なので、人数は130人まで入っていいそうです。でも今日は60人くらいしか人がいませんでした。
ミサの後は、いつもなら教会の外で教区の人たちとお喋りを楽しむのですが、その場合は、「集合できる最大人数は10人」のルールに戻るので、たむろできませんでした。
正常化へのヨチヨチ歩きを始めた、と言う感じのミサでした。もちろん参加できて良かったです。
教会の横にはレストランやカフェが沢山あります。今日は良い天気だったので、外のテラスで食事やコーヒーのお喋りを楽しむ人で賑わっていました。
屋内のテーブルも結構埋まっていて、和やかな雰囲気でした。
レストランやカフェも、教会と同じく今週に入ってから再開が許可された活動です。
でもこちらの方は既にほぼ正常通りの運行であるかのように見受けられました。
社会が正常化しているのを肌で感じられたのが、嬉しかったです。