『雪の女王』を再度観ることができました〜! | 大好きな日々の覚え書き

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デンマークの暮らし、教育、天然酵母、麹、発酵の話、旅行の話、子どもたちを通して知ったバレエのことなどなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

「主役のゲルダ役が、日本人の時に見てみたかったな〜」

12月14日、チボリ公園コンサートホールで上演されている『雪の女王』をみた後、息子が呟きました。

(もう一度みたいな〜)と言う気持ちの表れでもあったと思います。

観劇後のキラキラした喜びの余韻の中で、(全くその通りだな〜)と思ったので、このブログに書きました。

すると、魔法が起きました。

ブログを書いていると、素敵な出会いがあるものですね〜〜!

この作品には日本人ダンサーが6人出演されています。

そのうちのお一人からブログにコメントが届きました。それだけでも大感激、大満足でした。

が、暫くして、同じお方から、今度は、「日本人が主役のショーを観に来ませんか?」とお誘いのメッセージが届きました。

このような、クリスマスの魔法的流れの中で、息子と私は今日『雪の女王』を再度観に行くことが出来たのでした。

配役リストの写真↓


ソリストで主役のゲルダ役にSakura Inoueさん。同じくソリストで盗賊の娘にNatsuka Abeさんの名前がありました。Natsuka Abeさんの名前はヒヤシンスと雪の結晶モンスターにもありました。そして朝顔とフィンランド人の女の子にMika Omoriさん。朝顔と雪の結晶モンスターにSara Shirokamaさん。そして昆虫と盗賊役に男子人Istuki Omoriさん。同じくKei Tanakaさんの名前がありました。

前回は前の方で表情が良く見えたものの横から覗く感じだったのが、今回は中央席で舞台から離れた席でした。だから、舞台装飾の効果も、群舞も、全体的に展望することができ、作品の印象がまた少し違い、とても新鮮でした。

2度目で表情の見所がわかっていたので、離れていてもオペラグラスを通して、ダンサーの表情も楽しむことが出来ました。

主役のゲルダが女の子から女へ変わっていく様子がはっきりと表現されていて、とても良かったです。

いかにもパントマイム劇場!って言う女王さまの衣装……よく見ると、踊りにくそうなものや、これはちょっと?と言うデザインもありましたが、ファミリー向けの演目なので良かったのかな?(昆虫姿の男性陣、とても可愛らしかったですよ〜〜!)

音楽と振付は、2度目に味わいがより深まりました。

今回は日本人のダンサーたちに特に注目して観ましたが、正確な技術、ジャンプ、タイミング、チームワーク、皆さん素晴らしかったです。

公演の後、ずうずうしく楽屋に入って、日本人出演者の皆さんに挨拶することが出来ました!

笑顔が爽やか、ハードな公演の疲れは全く感じられませんでした。


『雪の女王』の公演は明日が千秋楽です。

この公演のためにデンマークに来て、2ヶ月間一緒に頑張ってきた仲間たちは、それぞれの夢を追って、別々の場所にオーディションツアーに出るそうです。

10代の半ばには日本を離れ、強い意志で目的に向かって、ダンサーとして1人で頑張り続けて来た若者たちは、芯の強さが半端ではない、と瞬間的に感じました。

きっと皆さんそれぞれの夢を掴むことでしょう!

デンマークに来てくださって本当にありがとうございました。

また今度来る時があったら、是非お声をおかけくださいませ!