バレエ学校授業参観日2019年11月 | あるバレエママの告白

あるバレエママの告白

デンマークの暮らし、教育、子どもたちを通して知ったバレエのこと、旅行の話などなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

最近、デンマークで本当に良く聞く言葉に「対話(ダイアログ)を持つ」があります。

討論するとか、議論するよりも、「対話する」の人気が上昇しています。全ての問題を解決する魔法の言葉になっているようです。

つまり、「共有している状況が、それぞれに意味することを話し合うことで、理解のズレを見つけ出し、新しい共通の認識を共創する作業」を行うことです。

9月の授業参観で疑問なことがあったので、それをメールで連絡したら「対話を持ちましょう」ということになりました。

さて「対話」の話は一先ず置いといて、今回の授業参観は朝のバーとセンターレッスン、Pas de Deuxから、午後のKompagni Bの地方公演リハーサルまで、朝8時から13時半まで、途中昼食の休憩を挟んで、じっくりと見ることが出来ました。

前回はバーとセンターレッスンだけを見学して早退したので、今回はより広い範囲で、息子のダンサーとしての成長度を観察することが出来ました。

発育途中の息子にとって、Pas de Deux は大きな挑戦です。

でもこれは男性クラッシック・バレエダンサーには必要な大切な技術で、バレエ学校では中学校2年生から必修課題です。

「先生の話をよく聞いてやるんだけど、どうも上手く行かないんだ、笑わないでね」

参観前に息子にそう言われていました。

体格が既に出来上がっている女の子たちを相手に、超真面目に悪戦苦闘する息子を見て、一体誰が笑えるでしょう?

(頑張れ〜!負けるな〜!)って心の中で叫んでいました。



そして、「対話」の話に戻りますが、電話で対話を持ってくださった担当の先生は、息子が置かれている状況をより深く理解して、暖かく見守ってくださっているんだな〜、それを私が理解できるように時間を割いて説明してくださったんだな〜、とその時初めて知り感謝することが出来ました。

息子にバレエへの情熱がある限り、これからも、しっかり支えて行こうと思います。

私の課題は、力がつく食事作りかな?

ちなみに今日のお昼は王立劇場の社員食堂を利用しました。


牛肉の煮込み、ライス、3種類のサラダ、何もかもとっても美味しかったです。お皿に山盛りで28kr(約450円)したけれど、無理してお弁当作るより、社員食堂で食べてもらった方が息子の体のためかもしれないなぁ〜〜なんて、直ぐにサボろう精神が出たりして……。