あ〜〜勘違い! | 大好きな日々の覚え書き

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デンマークの暮らし、教育、天然酵母、麹、発酵の話、旅行の話、子どもたちを通して知ったバレエのことなどなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

今日、息子を学校に送り出した後、朝のコーヒーをもう一杯飲みながら、のんびり新聞でも読もう!と新聞を手に取りました。

一面の見出しの一つに「ダンスは私の母語なのかもしれない」と言う記事を見つけ、お〜〜面白そうだ!と読み続けて、ビックリしました。

プリンシパルのWilma Giglioが土曜日に『不思議の国のアリス』の舞台に立つ時、それは身体的、精神的、長い旅の頂点だ」と書いてあるのを読んだからです。

(え〜!ヴィルマちゃん、いつプリンシパルになったの!!?)(知らない間に何が起こったんだ〜〜!)

と、不意打ちされたような気持ちがしました。

でも直ぐに(本当かよ?)と思い、調べたら、ヴィルマちゃんがプリンシパルに任命された形跡はどこにも見当たりませんでした。

彼女は、6月のバレエ・フェスティバルで、4人の女性ダンサーが同時にソリストに任命された時、ソリストに昇格した1人でした。

その時のブログを下に貼ります。

もし新聞に書いてあることが本当で、プリンシパルになっていたとしたら、電撃的昇格、すごいなぁ〜と思いましたが、やっぱり間違いでした。

デンマーク語で、プリンシパルは「Solodanser」デンマーク語を知らなくても、見れば分かると思います。「ソロで踊る人」と言う意味です。ちなみに英語のソロリストはデンマーク語では「Solist」と言います。

ヴィルマちゃんは土曜日(明日)、アリス役でデビューらしいです。新聞記者が書きたかったのは「『Solist』として主役を踊る」ってことだったのだと思います。

それとも……この新聞記者はヴィルマちゃんが明日プリンシパルに昇格すると予告しているのか!?

いいえ、そんなこと有り得ません。

まったく〜〜!新聞に記事を書くプロの記者なのだから、プリンシパル「solodanser」と言う言葉くらい知っていて欲しいな〜〜!

ちなみにその新聞はデンマークで1番古くから(1749年創刊)存在する全国紙『Berlingske』です。

私も揚げ足とって凄く嫌な女ですが……。
私のように趣味で自分のブログに言いたいこと書いている人とは違って、お金もらって記事を書いている人には、もう少し言葉に気をつけて欲しいな〜〜と思います。

あ〜〜もう!ビックリさせないでよ!

ところで、私は個人的にお御足がとっても美しいヴィルマちゃんが好きです。だから出来ることならいつかプリンシパルになって欲しいな〜とは思います。

でも最近、バレエ『ナポリ』で、彼女がブルノンヴィル を踊っている姿を見て感じてしまったのです。

(今ひとつシックリこないな?)って。

もちろん素人目ですが、何かが違ってました。

デンマーク王立バレエ団のプリンシパルになる人は、ブルノンヴィル をブルノンヴィル らしく踊りこなして欲しいなぁ〜〜と思います。