新学期が始まりました。
三男は今日から7年生/中学校1年生。
息子にとってバレエ学校8年目の始業式がありました。
「もう行かなくていいんじゃない」と主人に言われたけれど、息子に「来てほしい!」と言われたので、行って来ました。
今朝のコペンハーゲンは雨。気温もぐっと下がって20℃に達していませんでした。
いつもの格好で登校する息子。
クラスメートの親で来ているのは私だけかと思ったら、他にも3人(だけですが)いたので、始業式開始まで話し相手がいてホッとしました。
始業式はいつも通り、バレエ部門、普通学校部門、それぞれの校長からの挨拶で始まりました。
今シーズン、息子は7年生の男の子で1人、8年生、9年生と一緒にトレーニングします。
7年生の中でさえ背が一番低い息子。
隣に立った男の子の肩までしか背が届いていませんでした(隣の子がよりにもよって中でも背が一番高い子だった)。
身長に関して、バレエ学校から今まで1度も指摘されたことがないし、「健康診断でも180cmくらいまでは伸びるでしょう」と言われているので、全く心配していませんが、写真を見ると、(あらまぁ!こんなに低い!)と思いますね、やっぱり、、、。
息子の事を知らない新しい親達が、小さい息子を見てザワめいているような気もしました、、、。
バレエ学校の校長からは、いつも通り、今シーズンの目玉イベントの数々が告知されました。
その一つが、来年デンマーク王立バレエ団の中国ツアーが予定されている事、上演されるのは『白鳥の湖』と『ナポリ』第3幕である事、バレエ学校の子供も何人か選ばれて付いて行く、と言う事でした。
お〜〜その2つの演目は、子役では息子の十八番ではないか!あーでも、来年には身長が伸びてダメか、、、と即座に考えました。
早く身長が伸びて欲しいような、欲しくないような、、、。
まあ、今はっきり分かっているのは、私が思い悩んでも始まらない、という事です。
バレエ学校では、厳しい肉体的、精神的訓練の毎日です。
でも軍隊からも脱落者は出るし、神学校に通ったからと行って、全員が聖職者になれるわけではないのと同じで、バレエ学校に通ったからと行って、全員がダンサーになるわけではありません。
でもそこで過ごした毎日は人生の宝になる、私はそう信じたいです。
始業式、期待を胸に、キラキラ光っていた子供たちをみて、私も初心に返りました。
今が最高の時、今、この瞬間を掴もう!