サマーインテンシブ、1週間目終了パフォーマンス | あるバレエママの告白

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デンマークの暮らし、教育、子どもたちを通して知ったバレエのこと、旅行の話などなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

先週は結局ほぼ毎日30℃を超えたデンマーク、暑さのせいか、疲れ気味だった三男ですが、無事にサマーインテンシブの最初の1週間を終えて、昨日は約1時間のパフォーマンスを見に行って来ました。

年齢で2つのグループに分かれていて(12歳ー15歳、16歳ー19歳)、息子のグループは、『白鳥の湖』から「ナポリの踊り」と『コッペリア』3幕の群舞をアレンジしたものを踊って見せてくれました。

参加者全員が踊るため、5人ぐらいずつのグループに分かれ、1人それぞれ1回ずつ踊っていましたが、男の子は1人しかいなかったので、息子はそれぞれ2回ずつ踊りました。

親としては、得した気分でしたが、この調子で毎回女の子の2倍リハーサルしていたのだとしたら、息子が疲れたのも無理ないなぁ〜と思いました。

本来はPDDを予定していたそうですが、男の子が少ないので無理だ、ということで群舞に変わったようです。

サマー初日、クラスメートの女の子のお母さんに「男の子少なくてPDD大変ね〜〜、でもしなきゃいけないことだからね!」と言われました。

(冗談じゃない!頭1つ背が高い、貴女の娘を持ち上げられるわけないでしょ!学校でもPDDは来年からだし、息子の体はまだ出来上がっていないんだから!)と、心の中で凄ーくムっとしましたが、黙ってました。

でも、息子に「PDDするって言われたら、怪我をしたくないので辞退するって言うのよ!」と言って送り出しました。

娘がバレエをしていた時は、中学生で痩せすぎは良くない、と思っていましたが、息子の番になったら、女の子にはある程度痩せてて欲しい、とも思ったりするのですから、調子がいい母親です。

でも今回はPDDが中止になって、本当に良かったです。

パフォーマンスの後私たちは、そのままTivoliに残り「パントマイム劇場」でバレエを観ました。

その間子供達は、「バレエはもういい」という事で、サマーのおまけに貰った乗り物フリーパスを利用して、楽しんでいました。

女王さまが衣装、舞台装飾を手掛けられたアンデルセン童話『Den standhaftige Tinsoldat』/『しっかりもののスズの兵隊』のバレエ・パントマイム、何度観てもとてもいいです。


去年、バレエ団の研修生としてバレエ学校を卒業したのに、デン王立バレエ団には契約を取れなくて、どうしたんだろう?辞めちゃったのかな〜〜?と気になっていた女性ダンサーが、演技力たっぷりに、とても生き生きと踊っていて、素晴らしいな〜〜、これからもっと頻繁に来て応援したいなぁ〜〜と思いました。