三男の願い | 大好きな日々の覚え書き

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デンマークの暮らし、教育、天然酵母、麹、発酵の話、旅行の話、子どもたちを通して知ったバレエのことなどなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

夏休みに入ってから知ったのですが、三男にはある小さな願いがあったそうです。

それはバブルティーを飲んでみたい、と言う、どうでもいいような願いでした。

日本ではもうお馴染みだと思いますが、台湾で生まれた、お茶をベースにしたタピオカ入りの飲み物です。

ネットで見て、飲んでみたいな〜と思っていたそうです。

画面でみた物を直ぐ欲しくなるのは、あまりいいことではありませんね。

もし15年前に長男が同じ事を言っていたら、私はきっとこう言っていたと思います。

「そんなもの我慢しなさい」

でも、多分、どんなものか調べて、自分で同じような物を作って、これがそうだよ!と言って飲ませてあげた事でしょう。

三男の場合、

飲み物に執着するのは良くない、サッサと与えて、その考えから解放してあげよう!と言う事になります。

兄弟の構成、出世順位がその人の性格に大きな影響を与える、とよく言います。

基本的には同じように育てているつもりでいますが、長男曰く、下に行くほど甘くなっている、そうです。

歳をとると、経験や経済力が増して、おおらかになるからでしょう。

確かに、私は「三男の願い」に弱いです。

そう言う訳で、夏休みのうちに1度は飲ませてあげるから、と、三男と約束しました。

コペンハーゲンには、ネットで調べた限り、バブルティーを飲む事が出来る場所は、3カ所(たったの、、、ですが)ありました。

営業時間を調べると、何処もお昼頃に開店して18時〜19時には閉店です。

三男は来週から2週間バレエのサマーキャンプに参加します。ほぼ1日中留守なので、飲ませてあげるなら今日しかないではないか!と突然今朝気付きました。

それで、行ってきました。

開店早々行きましたが、大人気で、長い列があって並ぶ事になるのでは?なんて想像して行きましたが、列はありませんでした。

この妄想は、息子だけでなく、私までバブルティーに執着し始めていた事の表れでした。(私も飲んだ事がないので、飲んでみたいな、と言う気持ちが生まれ、飲みそびれたらどうしよう?と言う恐れから、長蛇の列が生まれたものと思われます。画面で見たものを欲しがるのは、誰よりも私自身でした)


フレーバーやタピオカの種類を決めて注文すると、優しそうなお店のお姉さんが一人で一所懸命作ってくれました。


左から、次女のスイカ味、私のマンゴー・パッションフルーツ味(抹茶ティーもあったので後ろ髪を引かれましたが、あえてジャスミン茶を選びました)、息子のココナッツミルクのアイススラッシュドリンク。

お母さんの写真は色が悪いから!
と、次女が写真を送ってくれました。

お店のお姉さん、デンマーク人でしたが、なんと日本語が出来ました。

「また来てくださいねー」って日本語で言われて、「また来ます」と言って店を後にしました。

三男とは1度は飲ませてあげる、という約束でしたが、2度行かない、とは言っていないので、、、、。

今日のコペンハーゲンは、気温が33℃まで上がるそうで、デンマークでは猛暑と言えます。冷たいバブルティー、ボバもモチモチ面白かったし、とっても美味しかったです。