正真正銘のバレトマン | 大好きな日々の覚え書き

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デンマークの暮らし、教育、天然酵母、麹、発酵の話、旅行の話、子どもたちを通して知ったバレエのことなどなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

デンマーク人のバレエへの関心は、一般的に薄いです。

翌日の仕事が心配だし、20時開幕の平日の公演には、比較的ご高齢の方や安い券を譲り受けた人(関係者の家族や友人)が目立ちます。そして学生らしき人がチラチラでしょうか?

それでも最近は『白鳥の湖』が平日でも売り切れて、勿論いい事ですが、この傾向に私はちょっと驚いています。以前は、クリスマスシーズン以外では珍しい事でした。

先週の土曜日に初演された『スペードの女王』のチケットの売れ具合はボチボチです。

私と同じで、「何それ?」って、良く知らないからだと思います。

昨日(17日火曜日)、多くの新聞に一斉にレヴューが載りました。

私が感じた通りの大絶賛で、これからチケットがグッと売れ始めるものと予想されます。

でも昨日劇場にいたのは、始めに書いたような人達でした。

そして、もうお一人、そうあの高貴なお方もいらしていました。

彼女は正真正銘のバレトマンです。

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追記
この日タイトル・ロールを踊ったのは、韓国人バレリーナ、ジー・ミン・ホンちゃん。

とても美しい脚の持ち主で、脚フェチ気味の私がたまらなく好きなダンサーです。

現芸術監督は、時々こうやって、まだコールドだけど才能があるダンサーにプリンシパル級の役を踊るチャンスを与えます。

堂々と役をこなしてましたよー!ゾクゾクしました。
ジー・ミンちゃん、主役デビューおめでとうございまーす。