土日に学校へ行ったので今日は代休だそうです。
「休みたくない、学校へ行きたい」と息子は、言いましたが、「学校へは来ては行けません」と言われました。
「昨日『大きなバレエスクール』の日に参加した他のバレエスクールの子達だって、今日は普通に学校へ登校すると思います。なんで息子は登校しては行けないのですか?」と尋ねたら、「あの子達は、自発的に、昨日イベントに参加したからです」との答え。
つまり、仕事と趣味の違いでした。
息子の場合、昨日「大きなバレエスクールの日」に出演したのは仕事で、今日休まないと、労働法に引っかかる、と言うわけです。
確かに、バレエ学校の生徒は「大きなバレエスクールの日」に参加すると出演料がでます。
昨日は、1人で踊ったし、プログラムにダンサーとして名前が載っていたので、いつもより、少し多く出ると思います。
バレエ団の公演に出演する時、「バレエ学校の生徒達」としてプログラムに名前が載る時と、主役級の配役で自分の名前がプログラムに載る時で、出演料が違う、からです。
お金の為に出演させた訳ではありませんが、けじめは付けたいので、給料詳細が届いたら、キチンとチェックしようと思います。
バレエ公演に出演する子供達に、インストラクターが時々言う事の一つに「お客さんは大金払って観に来るのよ、そんな踊りはみせられない!」と言うのがあります。
バレエ/芸術は、お金を払ってでも観たい、と思って投資してくれる人に支えられています。
観る価値がないと判断されて、誰も来なくなっては踊る意味を持ちません。
だからバレエ学校の生徒達は、「求められた商品を配送する」ように日頃から躾けられています。
息子は、その役目をキチンと果たした、と思います。貰うものはキチンと貰って、将来の為に貯金します。
「大きなバレエスクールの日」は、最後にバレエ学校の生徒を出演させる事で、プロとアマの違いを、観客に見せ、毎年4月に行われるバレエ学校のオーディションに、出来るだけ多くの子供達を招待する、と言う意味合いもあります。
厳しい学校ですが、お勧めします。
せっかくの代休だから、2人でのんびり過ごします。早速2人でお雛さまを片付けました。
外は雪です。