代休 | 大好きな日々の覚え書き

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デンマークの暮らし、教育、天然酵母、麹、発酵の話、旅行の話、子どもたちを通して知ったバレエのことなどなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

今日は月曜日ですが、息子は代休で家にいます。

土日に学校へ行ったので今日は代休だそうです。

「休みたくない、学校へ行きたい」と息子は、言いましたが、「学校へは来ては行けません」と言われました。

「昨日『大きなバレエスクール』の日に参加した他のバレエスクールの子達だって、今日は普通に学校へ登校すると思います。なんで息子は登校しては行けないのですか?」と尋ねたら、「あの子達は、自発的に、昨日イベントに参加したからです」との答え。

つまり、仕事と趣味の違いでした。

息子の場合、昨日「大きなバレエスクールの日」に出演したのは仕事で、今日休まないと、労働法に引っかかる、と言うわけです。

確かに、バレエ学校の生徒は「大きなバレエスクールの日」に参加すると出演料がでます。

昨日は、1人で踊ったし、プログラムにダンサーとして名前が載っていたので、いつもより、少し多く出ると思います。

バレエ団の公演に出演する時、「バレエ学校の生徒達」としてプログラムに名前が載る時と、主役級の配役で自分の名前がプログラムに載る時で、出演料が違う、からです。

お金の為に出演させた訳ではありませんが、けじめは付けたいので、給料詳細が届いたら、キチンとチェックしようと思います。

バレエ公演に出演する子供達に、インストラクターが時々言う事の一つに「お客さんは大金払って観に来るのよ、そんな踊りはみせられない!」と言うのがあります。

バレエ/芸術は、お金を払ってでも観たい、と思って投資してくれる人に支えられています。

観る価値がないと判断されて、誰も来なくなっては踊る意味を持ちません。

だからバレエ学校の生徒達は、「求められた商品を配送する」ように日頃から躾けられています。

息子は、その役目をキチンと果たした、と思います。貰うものはキチンと貰って、将来の為に貯金します。

「大きなバレエスクールの日」は、最後にバレエ学校の生徒を出演させる事で、プロとアマの違いを、観客に見せ、毎年4月に行われるバレエ学校のオーディションに、出来るだけ多くの子供達を招待する、と言う意味合いもあります。

厳しい学校ですが、お勧めします。

せっかくの代休だから、2人でのんびり過ごします。早速2人でお雛さまを片付けました。

外は雪です。
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