チボリ公園の塔は、一体日本なの中国なの? | 大好きな日々の覚え書き

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デンマークの暮らし、教育、天然酵母、麹、発酵の話、旅行の話、子どもたちを通して知ったバレエのことなどなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

コペンハーゲンのチボリ公園には、アジア趣味の塔があります。

1896年に「日本の塔」として建てられました。確かに塔の周りには日本庭園もあります。

が、当時デンマークに住む日本人は少なく、そこで、お茶をたてることができる人も、何か芸ができる人もいませんでした。

中国人はいたようで、中国の文化を紹介する催しでもあったのでしょうか?結果、庶民の間で「日本の塔」は「中国の塔」として広まり、以来ずーっと「中国の塔」で通って来ました。そしてアジア系のレストランが入っていました。

それが、寿司ブームで寿司屋が入り、2010年に「日本の塔」とオリジナルの名前に戻りました。

でも、今年、2017年に、ミシュランの1つ星を持つアジア系レストランが引き継いで、名前が「中国の塔」に変わりました。

それが(理由は秘密みたいですが)たったの5ヶ月で閉店。

再び寿司のチェーン店が入る事になり、秋からオープンし、名前も「日本の塔」に戻るそうです。

そう言う訳で、コペンハーゲンのチボリ公園には、「日本の塔」があります!

この外見、どう見ても私には中国っぽく感じられる作りですが、、、「日本の塔」さん、とにかく(しばらく)よろしくね!

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