デンマーク王立バレエ団が舞台の最新のバレエ・ドキュメンタリー『最前列で』第3話を下のリンクで見ることができます。
今回の主な登場人物
ステファニー・セルグレン(24歳)、コール・ド・バレエ。
ベンジャミン・ブーザ(25歳)、同じくコールド、彼は第1話にも登場していた。
そしてもうお馴染み、コールドのエマ・ホーカンソン(25歳)。
あらすじ
「ステファニー」
ドキュメンタリーはステファニーが誕生会で家族を訪れる場面で始まる。彼女はコペンハーゲン西郊外(Ishøjと言う、移民が多く住む、と言う印象のある町)出身。「ここの出身者って聞いて想像するのは、トラベルメーカーよね」と言う彼女、父親は消防士、映像から、ごく普通の暖かい家庭に生まれ育った、と言う印象を受ける。
ステファニーはウェイン・マクレガーの作品の第2グループにキャスティングされていた。その後、代役に回され悔しい思いをする。ところが公演が始まってから、ステファニーと同じ役の第1グループのダンサーが怪我をする、そして、インストラクターから、その晩に踊る事を言い渡される。
「ベンジャミン」
ベンジャミンは足を骨折して治療中。踊れない精神的苛立ち、焦り、疎外感、苦しみ、肉体的痛みについて語っている。
ダンサーを諦めなければいけない事があるかもしれない、と言う気持ちから、成人教育学校の授業を受講している。
もう直ぐ「社会学」の試験がある。同期で仲良しらしいエマが彼のアパートにやって試験勉強を手伝う場面がある。
ベンジャミンの、バレエ学校から15年来の親友で、アメリカン・バレエ・シアターでプリンシパルのアルバン・レンドルフも登場。アルバンもABT移籍直後に大怪我をしてほぼ1年間舞台に立つ事が出来なかった過去がある。アルバンは怪我の間ピアノのレッスンを再開したり、運転免許をとったりして気を紛らせた事、「いついつまでに治さなければ」と言う期限を自分に与えないほうがいい事、等を話し、ベンジャミンにアドバイスをする。
「エマ」
全回、憧れのルビーのソロを踊る事が決まったものの、本当に自分が踊るのか確信が持てなくて不安のエマ。配役リストに自分の名前が正式に載り自信を取り戻す。が、リハーサルではまだまだ自分に不満。
こんな感じかな?お楽しみください。