始めから刺激がいっぱい! | 大好きな日々の覚え書き

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デンマークの暮らし、教育、天然酵母、麹、発酵の話、旅行の話、子どもたちを通して知ったバレエのことなどなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

突然ですが、先ずは騙されたと思って、私が去年書いたこちらの記事を読んでください。

とにかく、ちょっと背景を知ってもらわなければ、これから書く内容が上手く伝えられないもので、、、。


はい、お疲れさまでした。

バレエのレッスンが開始して2日目、デンマーク王立(劇場)バレエ学校の8、9年生の生徒で構成された、子供のための、子供が出てくる、子供によって作られる世界初のバレエ団、Kompagni Bの活動が開始しました。

そして、活動初日の昨日、とても刺激的な体験をしたらしく、次女が興奮して帰宅しました。

今シーズンから、王立バレエ団の中の独立したコンテンポラリー・アンサンブルとして活動を始めた「Corpus」の新しいメンバーがコンテンポラリー・バレエの指導に来てくれたそうです。

昨晩は、客があり、次女の言うことばかりを聞いていられなかったのが残念です。でも、食事をしながら、会話の合間に、携帯で(ほらこの人よ〜)とチラチラ色々見せてくれたりして、湧き出る思いを伝えたくて堪らない、と言うようすでした。

そして「その人は日本人だ」と言うではないですか!

その名は、Hazuki Kojimaさん。

1月のオーディションで入団されたお方かと思います。

漢字の綴りがわからなくて、私には日本語で彼女に関する情報を見つける事が出来ませんでした。

でも、ローマ字のまま検索して、見つけた事を書きますと。

彼女は、1988年、東京生まれ。執行(Shigyo)バレエスクール、と言うところでバレエを始め、11歳でイギリスに渡り、The Arts Educational School Tring Parkを経て、2007年にEnglish National Ballet School を卒業。2年間the Dance Apprentice Network aCross Europe II (D.A.N.C.E.)の研修生として、William Forsythe, Frédéric Flamand, Angelin Preljocaj そしてWayne McGregorと言う、今はときめくコンテンポラリーの振付家達の元で、おもにフランス、ドイツで活躍した。その後、2009年からスウェーデンに移った。ロシアで活動される動画も見つけました。分かったのはこんなところです。

そして、今はデンマーク!

まだ20代で若いのに、既にヨーロッパ中を渡り歩いてキャリアを積んでいる日本人ダンサーです。


次女の話に戻りますが、娘はコンテがとても好きです。コンテがあった日は、青あざを作って帰って来ますが、いつも満足そうにしています。

でも、昨日は、ただの満足以上のものがありました。

凄く新鮮な振付を指導してくれた!とかで、我を忘れて虜になっている、という感じでした。

まだ、お客さんがいるのに(もう待てない!)って感じで「こう言う振付なのよ!」と踊り出した娘。そんなに夢中になっている姿を見るのは久し振りです。

今シーズンは、始めから刺激がいっぱい、娘にとって願ってもないチャンス。どうか、これが最初で最期のチャンス(娘曰く、そうらしいので、、、)ではありませんように!

そして「Corpus」、今シーズンは、もっと頻繁に足を運んでみようかな!と思います。

Kojima Hazukiさん、応援します。