これは昨日海岸から帰りの電車の中で撮ったものです。
何か感じて頂けるでしょうか?
中がスッキリ、ゆったりしてると感じませんか?天井のあたり幅が広く見えませんか?
写真が悪すぎたかな?
昨日、海で泳ぎ疲れて電車に揺られながら天井をボーっと見ていた時、
「スペインの線路の幅はとても広くてフランスの幅と違うから、国境を超える時に車両を調整するのに時間がかかるんだよ」
35年前、フランスからバルセロナに旅をしていた時に、ある人が教えてくれた事をふと思い出しました。車内がとてもゆったりと幅広く感じられたからです。
駅に到着して線路を見てみたら、今でも変わらずレール間の幅が広かったです。なんでも世界で一番広いそうです。でも、電車の幅が広く感じられたのは目の錯覚だったと思います。おそらくそれはデザインのせいで、コペンハーゲンの電車と幅は大して違わないと思います。
それにしても、バルセロナの電車、メトロ、バス、全て大好きです。毎日感心して乗ってます。もう直ぐお別れなのが寂しいです。
何度もそう書くと「コペンはそんなに酷いの?」と思われるかもしれません。
頻繁に来るメトロ以外は、バスにしろS電車にしろ、多い時でも本数は10分に1本、その上、遅れる事が非常に多いです。
椅子がゆったりとしていて、あまり人が乗っていない(チケットが高くて、自家用車で移動した方が安いから。それにデンマーク人は10kmくらいまでなら普通に自転車で移動する国民です)ので、大抵座れる事くらいが利点。
だから酷いと言うわけではありませんが、「自慢はできません」と答えておきます。
バルセロナの駅には日本のように飲み物やスナックが売っている自動販売機もあって、デンマークでは手に入らない「アクエリアス」も買う事が出来ます!
今日も気温は30°、最高にいいお天気のバルセロナ。予定していた仕事を終えた主人も一緒に、家族で過ごす最後の土曜日は、やっぱり海へ行く事にしました。
今までずっと北側の海ばかりだったので、今日は南の海にやって来ました。
ガラフ(Garaf)海岸、観光で有名なシッチェス(Sitges)海岸の隣の駅です。(シッチェスはゲイの海岸で有名なので遠慮しました)
行ってみたら、ガラフ海岸は、家族向けの海岸だと言う事が一目瞭然でした。ビーチは、3世代のカタルーニャ・ファミリーで溢れていました。
柔らかい砂浜、比較的浅瀬が長い海、変な物が浮いていない、地中海らしい澄んだ青い海。まさか塩分が違うって事はないと思いますが、遊泳後ベトつきが薄くサラリと感じました。
市内ゾーンから一駅出ただけなのにこの違い!驚きました。
バルセロナの一日は長〜いです。
デンマークだったら、海に行って帰宅したら一日はそれで終わりです。でも、ここでは家に帰って一休みして、18時くらいになってから、さて美術館にでも見学に行くか?と言う事になります。デンマークだったら夕飯を食べて、寝ようかです。バルセロナは、夕飯は20時くらいから、それでも早いほうみたいです。
それで行ってきました、カタルーニャ美術館。もう観光はしないつもりでいましたが、土曜日は15時半から無料になるのでこのチャンスを逃す手はありませんものね〜!
スペイン広場のショッピングモールに変身した闘牛場。前回バルセロナに来た時、スペインに来たのだから闘牛を見よう!と良く知らないで見に行きました。(牛が可哀想だなー)と思いました。禁止になって良かったです。
ロマネスク時代の教会の壁画の素晴らしいコレクション。モダニズムのコーナーではまたガウディの家具や工事中で見れなかったカサ・ヴィセンスの鉄門を見る事が出来たし、他の展示も1929年の万国博覧会に為に建てたと言う建物自体も、とても興味深かったです。
最後の最後まで飛び回って欲張りかな〜?でも行って良かったです。