デンマークには昔から伝わるイースター前の遊びがあります。
それはgækkebrevゲックレターと言う手紙の遊びです。vintergæk (冬のゲック)と言う花を手紙に添えるところからゲックの名前が来ています。手紙はいつも手作りの切り絵です。
Vintergækは下の可愛い花です。でも今年は全部枯れてしまった後で付いて来なかったです。
どう言う遊びかと言うと、それは次の通りです。
その切り絵には詩が添えられています。詩は韻を踏んだ短いもので、最後はいつも「私の正体は誰でしょう?」みたいな句で終わっています。
gækkebrevを送る人は、名前は書かないで、詩の最後に自分の名前のスペルの数を点でポツポツポツと添えます。もちろん封筒にも自分の名前は書きません。
そして、受け取った人はそのgækkebrevが誰から来たのか当てなければなりません。
3回名前を言っていいらしいです。
当てられなかった時は、送った人が「私が送ったのよ!」と打ち明けに来るのを待って、イースターの卵チョコレートを渡さなければなりません。
当てる事ができたら、逆に送った人が送られた人にチョコレートを渡します。
たいてい子供が知り合いの大人にgækkebrevを送ります。
大人はわかっていても当てられないふりをして、手紙を送ってくれた子供にチョコレートを渡します。
今年も2通受け取りました。
1通はうちの子だけど、もう1通はいつものあの子かなぁ?
イースターチョコレート少なくとも2つ用意しなきゃ!