Sattです😄


真田と再会し、ぼくは完全に当時のことを思い出し、あの頃に思いを馳せながら「あー、落ち着いた声、これだわ」「そうそう、この咳払いも」など感慨に耽ります。

テーブルの上にはメンバーズカードが無造作に置いてあって、なんて読むのか分かりませんが、趙芝力(長州力みたいやなと内心笑ってしまいましたが😆)って印字されてました。

リスボア系でこの日初めてカードを作ったぼくとはカードの色が違ったんで、あれからかなりやりこんで来たんでしょう。

いまや、卓の下でコソコソとBS表を確認してた当時の真田ではないようです😁


卓にはもう1人、かなり手慣れたチップ捌きのおっちゃんがいて、3人で静かに淡々とプレイします。


ディーラーの配る速さもみんなの動きもストレスなく、とーっても雰囲気は良かったんですが、あの頃のように確変に入ることはなく増えたり減ったりで、ずっーと遊んでる感じでした。


まぁ、時間の無駄と言えば無駄なんですが、このペースだと負けることもないだろうし、3000は溶けたもののこのままちょい勝ちで夜になったら、ちょっといい飯食べに行って、とか色々と妄想してたら、なんと!


真田に声をかける女性が!

奥さん連れで来てたようです😅

声をかけられた真田はさっさと手仕舞いし、どこかに行ってしまいました。おいおい、淡白過ぎるやろ!

約10年ぶりの再会の余韻に浸ることもなく!😆

世界共通、奥さんには弱いのが男の常みたいです(笑)


真田とこのまま夜まで、なーんて甘い妄想を抱いてたぼくはハシゴを外された感じでして、もう1人のおっちゃんと2人だけで続けれたらまだ良かったんですが、真田が抜けた席に何故か入れ替わり立ち替わり初めてプレイするような若者カップル達が座り、めちゃくちゃなヒットandスタンドを繰り返しては掻き回してくれます😭


ぼくに影響なければ別にいいんですが、そんなはずもなくバリバリ影響与えてくれて、酷い状況になると若者カップルだけが無茶なヒットで結果手札が良くなって勝ち、余計なヒットのせいで結果的にぼくらがその影響で負けるという最悪なパターン。

カップルはキャッキャといちゃつくして最悪な状況になってきました。

(例:ディーラー2、おっちゃん19でもちろんスタンド、若者13からの余計なヒットでラッキーなことに8を引いてきて大喜び、ぼく手札10からの5(ホントなら18やん💦)、、、ディーラー10を引いてきて12、そして本来引くはずのなかった次の札が8で、ぼくとおっちゃんは撃沈等々)


しばらくは頑張ったんですが、なんで流れが悪くなるとどうやってもダメなんでしょうね。

あえなく3000を追加放出してしまったぼくは、それまでの勝ち分を全て失い原点の状態でグラリスパレスを後にしました。


つづく