こんばんは。

Sattです。


最終日前夜は色々と現実に戻されるのは皆さんも同じかと思います。何時の飛行機に乗るのに、何時に空港に着いて、何時にチェックアウトして等々、それまでのなーんにも考えてなかった数日からいっぺんに頭を使うようになります。


今回、幸いにも帰路便は遅く、18時過ぎ発のフライトです。


「勝ってたら朝から最後のひと勝負に行くのになぁ」

「考えてみたらそのために18時過ぎのフライトにしたのになぁ」

などと、無念の恨み節がよぎります。


とはいえ、負けてることは事実なので、とりあえず目覚ましはかけずに、頭を無にして横になり、早よ帰らんかい!と叩き起こされるまで寝てたらそのままチェックアウト、早く目が覚めたらワンチャン勝負に、という選択をすることにしました。


もちろん、早く目が覚めたんですけどね。笑


キャッシング枠が多少心配だったのでセディナ、エポス、JCBの3枚のキャッシュカードを握りしめいざゆかん。一体いくら借りるつもりなんでしょうか。


キャッシャー横のATMならクレカが詰まったりした時でもすぐに誰か呼べるので安心。ということで、キャッシングするときはなるべくそういった位置にある人の目の多いATMを使いますが、ギャラクシーカジノのそれは、1回のキャッシングで5000HKDが最高額でしたので、もちろん5000HKDを借ります。


さすがに早朝のBJテーブルは半分くらいしか開帳しておらず、min500HJDの卓は1台だけで、後は全てmin1000HKDの卓でしたが、昨夜、心に決めたとおり、1000HKDの卓に着座します。

もうこうなったら500でちまちましてるより、1000の方が勝負早いし!

5000HKDバイインで5番勝負じゃ!


結果

×

×

ダブルで××

あとは忘れたけど、割とすぐに0HKD(^◇^;)


本当に勝負早かったです。笑


この時点で、トータルでは22000HKDのマイナスです。

金額よりも、着座して、負け、負け、負けで始まってすぐに終わったことに気持ちが萎えます。


席を立ち、たぶん朦朧とし彷徨ってたと思います。

ここは気を取り直して、ホンニュウ(紅牛)をオーダー。


なんと、昨日の紅牛オバンがまだ居ます!

正確には、まだ居るのか、再度出勤したのかは知らんけど、オバン恐るべし。


あ、でも、今日はちゃんと「ホンニュウ」言えましたよ( ̄▽ ̄)


せっかく早くに降りてきて、5000HKD捨てたように溶かし、ホンニュウ飲むだけでこんなすぐに部屋に戻るなんて味気なさ過ぎるので、ホンニュウ片手に少し他のテーブルを見て回ってたら、便乗オバハン軍団も早くも出勤しております。


朝から晩まで散財してるオトコとは違い、オンナの生きる強さのリアリティのようなものを感じました。


とはいえ、時間も金もないぼくは、彼女たちに構ってられるわけもなく、よし、もう一度5000HKDだけお願い!とATMに向かってお辞儀(気持ちだけ笑)。

いや、でも、考えたら手持ちが少ないと気持ちに余裕もなくなるからと、さらに追加で5000HKD、合計1万HKDのお借り入れ。

2回に分けたら1万借りれるなら、MAX5000HKDとか面倒臭いことせんといてくれや!などと、借金してる身分で文句を垂れて、これはもうダークサイドに堕ちてましたね。


この1万HKDから奇跡の32000HKDに!


なるはずもなく、いや、途中、1万HKDは超え、なんなら2万近くまでは増えたりして少しだけ夢は見せてくれたんですが、やっぱりね、何回も言うようにトータルの負けを追いかけてたらほんとダメですね。

ということで、最後は0に。


気づけば時間も正午。チェックアウトも迫ってたので、もう、部屋に戻ることにします。


時には博打に負けて自殺したり他人を刺したり、自暴自棄になる方もいますが、痛いのが嫌なのでぼくは絶対そんなことはしませんが(笑)、思考がおかしくなるのは理解できます。


負けた分、今考えられる贅沢を、目一杯することで少しでも取り返そう!

そうだ、王様風呂にギリギリまで湯を張って溢れても気にせずお風呂に入ろう!(それ意味ある?)

免費の水が10本以上あるし、全部持って帰ろう!(重いだけ!)


果たして、そんなことで、32000HKD、日本円にして約58万円を取り返せたんでしょうか(笑)


地獄のような後半戦でした(というか、最終日とその前夜だけなんすけどね)が、振り返ると、ポイント、ポイントでは勝負の分かれ目といいますか、そーゆうのは絶対ありましたね。

ただ、哲学的なことを言いますと、二者択一に思えても結局は選んだ方の道しかなく、それは一本道でしか無い、この負けは必ず迎えなければならない結果だった、ということでしょう。


大きな勝負ができるお金持ちの方とは違い、しがないサラリーマンにはなかなかツラい金額となりました。

ここ最近はコロナ前も挟んでずっと勝ってたのもあって、「負けること」に対する免疫も無くなってたのでしょう、財布とメンタル、共に痛手が大き過ぎますが、まぁ、8月の予定を一回飛ばせば、29万円負けを2回やっちまった、と思えるかな、と実は明日8月10日から予定してた訪澳はキャンセルしております。


次の予約は10月。澳門、待っとれよ!

(ぼくが待てないかも分かりませんが。

爆)


ダラダラとした雑感的な文章に、長らくのお付き合いありがとうございました。


おわり


(追記)

ここ何回かは画像が全くありませんが、上葡京で負け始めた頃からはメンタルが崩壊してて全く写真がありません(笑)


(番外編)

関空着いて、毎回思うこと。

①入国審査までの通路を歩いてるとどこの地方空港?と思うほど小狭い!

香港国際空港や中国の新しいデカい空港からの帰路だと余計にそう思う。

②並びにうるさい日本なのに、エスカレーターがランダム過ぎる立ち位置!(外国人が多いのと、しばらくの外国暮らしでそんなことはどうでも良くなってる日本人達。笑)

③聞こえてくる日本語が中国語に聞こえる中国耳!(外国語を習得するならまずリスニングやな、と思えるくらいたかが数日で耳が中華に馴染んでます。)