こんばんは!

Sattです。


頑張ってmin500、できたらmin300までで打ちたいBJ打ちにとって、上葡京は最高の場所じゃね?と思ったのも束の間、短時間で6000を溶かした前回の続きです(涙)


来てすぐはスキップしてても、人間勝手なもので、負けが混むと、そもそもこんなとこ来る予定じゃなかったのに!などと180度考えを変える生き物です(笑)

負けてんの、同じSJMグループばっかりやし!

リスボアに2泊もしてやったのに!

min300の卓が多いのも罠じゃねーの!

とかもう逆恨みもいいところ。

通常の精神状態ではありません。


ホッピングはあまりしませんが、やはりこーゆう時は場所を変えるか、そもそも違うことをするか、でしょうね。

松花湖水餃が無性に食べたくなったのと、コタイで300の卓となると、スタジオシティ一択かな。


上葡京のカジノは分かりやすい配置と言いましたが、それはカジノ内に限ったことで、さて、どっちの出口に出たら1番LRTの駅に近いのか、さっぱり分かりません。


たぶんこっちの方だろ、と勝手に決めつけて早足で歩いてると、韓流アイドル(メンズ)みたいなイケメンが、ニコッと微笑みウェルカムポーズを決めてくれてます。

いやいや、バカラはせーへんのよ、と思いつつ横目で見てると廿一点の文字が!


え?えー?ここにもあったん?


足を止めて付近を見渡すと4卓(数は定かではありません)ほどのBJゾーンが!


これは、、、3000だけ勝負したろか、クソボケカス!(失礼(^^;;)


もうほんま、導かれてるんちゃうの、と思うくらい意思とは違う方へばかり流れています。


とはいえ、この韓流アイドル、めちゃ好印象なことには違いなく、カードを配るスピードが絶妙に自分のフィーリングと合います。

と、まもなく確変入りしました!

これ、何連勝してるん?ってくらいに勝ちまくります。ダブルしたら必ず絵札が来るし、ディーラーもバーストしまくり。

他の客もギャラリーもない2人だけの世界(笑)

投資約14000で、そこそこ時間はかかってたはずですが、感覚的には一気に13000まで戻しました!

これ、実質、勝ちですよね!

あー、ここや!

ついに見つけた神様!

こんなところに居てたとは!

韓国嫌いなぼくも韓流アイドルが好きになりそう(笑)

歌知らんから、カンナムスタイルをテキトーに口ずさんでたような気もします。


14000までいけたら、もう止めよ。ほんまに。上出来も上出来。このペース、絶対いける!


と思ってたところで、スプリットからリスプリットの手が来ました。

ちょっと怪しい記憶を辿れば、微妙な札やったような気がします。

例えば、ぼく8.8で、ディーラー9とかそんな感じの。

引くに引けへんし、この時の流れとしては絶対勝てる!と踏んだんですが、総負け↓(涙)


ちまちまと2勝1敗ペースで14000まで取り返したかったのに、こんな形で負けると潮目が変わるもんです。


嫌な予感は的中し、さーぁっと波が引いたように

さっきまでの何でも来いや!状態が何にも来ません。11からのダブルでA引いてくるとか(汗)


11000

10000

9000

8000

と、湯水の如くチップが減り始めました。

この卓ではまだまだ浮いてるのに、この時ぼくの頭の中では、

3000

4000

5000

6000

と、トータルの投資額からのマイナス分を数えてました。

あかんなー、これ。今思うと。。。


暇そうなマネージャーも見物しに来ましたが、前で組んだ手が、テーブルの下でゴソゴソしてるのが気になって気になって、こいつ!なんかイカサマスイッチでも入れたんちゃうか!とか、思い始めて、これまた八つ当たり(そのくらいの勢いで負けまくってましたが)。

滅多にディーラーの顔なんか見ませんが、この時は血走った眼でガン見してやりました(笑)

あまりの殺気に慄いたのか、スッーっと場所移動してましたが。


でもまぁ、それでも収まらない逆確変。

とうとう、ベース近くの3000ちょいまでチップが減りました。

これ負けたらもう止めや、止めや、酒持ってこい!って言いたくなるくらいの負けっぷりだったと思います。

が、それでは許してくれませんでした。

こんな時に限ってダブルの手がくるんですよね。

それも絶対に勝てそうな(別世界を彷徨ってたので、もう覚えてないんですけど)、例えばぼく11でディーラー6とか、そんなんでも、これ絶対負けるで、、、と思いつつダブルを選択。

で、やっぱり、負け。

韓流アイドルがジャニーズにも思えてきて、おまえ、社長のオッサンに掘られたんやろ!とかもう無茶苦茶な思考が巡ってます。


ダブルで負けたせいで意図せず原点を割り込んでしまい、思考力ゼロでそのまま続行してました。

負ける時ってこんな感じですよね。

もちろん、そんなんで再浮上するはずもなく、まもなくスッキリとチップもなくなり、ジエンド。

のはずが!


韓流かジャニーズか知らんけど、イケメンがなんと日本語で喋りかけてきました。


デ「日本人?」

ぼく「え? あ、お、イエス」

デ「残念ね」

ぼく「(苦笑いしながら)、強いね」

デ「あなたもね」


励ましてくれてる?

なんか、いい奴ちゃうん?

結構負けたけど、考えたらコイツには3000で夢見せてもろたしな。よし!最後の3000、オマエに投資や!


ということで、トータル17000。いやー、もう後戻りできへんところまで来ちまったな。


彼はマカオ人とのことでしたが、日本語、特に数字がペラペラで、ぼくの札を配るたびに日本語で数字を言ってくれてます。

韓流が勝つと首をかしげたり、なんとか「ぼくはあなたの敵ではありませんよ」って感じです。

ぼくの様子がかなり凹んでたから、かなりのお情けを与えてくれてたのか、なんなのか。

変な友情のような生温い空気に包まれつつも、やっぱサクッと負けました。


負けたけど、なんか、気持ち良かったような。

そもそも、マカオのカジノで日本語でサービス受けたこと自体が初めてかも。

それもそれですし、(ぼくだけが勝手に思ってたのが、)高校野球の県大会の決勝戦のような、実力伯仲のチームがぶつかったときの相手をリスペクトするような気持ちというか、やる気のないディーラーと勝負するより、スピード、計算、立ち居振る舞いが上等なディーラーと対峙できたこと、それ自体が清々しかったのかもしれません。

負けはあくまで結果であって。


素晴らしい言い訳です(笑)


「ありがとう。またいつか」と言い残して、席を立ちました。


もう、怖いからBJゾーンがありませんように!

どの出口でもいいから、とにかく出よう。

リスボア系はあかん(汗)


時刻は23時頃。考えてみたら、LRTも終電近いし、もうスタジオシティには寄らず、帰ろう。


逃げるように後にした上葡京。

途端に包まれる蒸し暑い空気で一気に現実に戻り、駅まで歩く道すがら、何をやってんだろうか、ラストナイトに、綺麗なホテルに泊まってるのに部屋もロクに使わず、飯も食わず、財布の中身はスッカラカン。


アホやん。