Sattです。
初日が深夜着とはいえ、4泊5日の旅ももう最終日です。
5日分、歳をとってしまった。
5日分、寿命が縮んだ。
などと考えるぼくは、最近、死についてよく考えます。
夜眠るときのように、だんだんと意識が薄れ、そのまま、、、二度と現世に戻らない、、それが死なのか、、、まだ見ぬ?世界。
あー、いやだー、まだまだ、この世を楽しみたい!
さて、最終日は前日に引き続き、無理やり早起きして、2日目ともなると目新しさもない朝食をさっさと済ませて、カジノへ向かいます。
やはり朝食はあらかじめ付けとくもんではないですね。
今日は時間がありません。14時台後半のフライトなので、リミットは12時かな。最後は部屋でシャワーもしたいしね。
そこまであと3時間、ここまでのところ、通算約18000ドルの勝利。
フラットベットで普通に打てばマイナスになることはおそらくありません。いやでも、この段階でマイナスを計上するのはぼくのプライドが許しません。もっと普段の仕事にもプライドを持つべきですがw
こんな時、皆さんどうしてるんでしょうかね。
結局、ぼくはこの日もBJに興じましたが、何もせず部屋で寝ることもあります。絶対に負けませんからね。
こればっかりは結果論でしか語れませんからね。
平日の朝なのに割とBJテーブルが混んでます。
300の台は満席、500が完全空席という、アンバランスさ。マカオのカジノでいつも思うんですけど、この空席の500を300に変えるとか、200にするとか、そうすれば稼働率も上がると思うんですがね。
絶対に大敗だけは避けたいぼくは、500への誘惑を捨て、ひたすら300の良席の空きを待ちます。
まぁ、こうなると、根がBJ好きなので見てるだけでも楽しいんですけどね。
結局1時間くらい立ち見してたでしょうか。
脳内計算機も温まってきた頃、一つのテーブルがゴッソリ空きました。流れが変わったのか、知り合い同士だったのか、定かではありませんが、どうやらディーラーとのサシ勝負ができそうです。
今回の勝ち旅のラストに相応しい舞台です。
3000だけバイインし、負けてもこんだけ、勝っても倍増まで、と心に決めます。
さっきからウロチョロと巡回してたおかげで、ディーラーがカードを配るスピードやクセなどもだいたいは把握しています。
いやーな感じはしません。
表情もにこやか。
生理的に負のオーラを感じない。
いける
勝てる
身体で感じたニオイってのは、当たることが多くないですか?
サクッと1時間、予想以上の展開でした。
大きく凹むこともなく、確変状態で一気にチップを増やし、倍増にて終了。
ほんとは、倍増で終了というミッションすら忘れる祭り状態で迎えた3600勝ちの時、ダブルダウンを外してしまいジャスト3000勝ちになった時に、サァーっと目の前を風が吹き抜けるような錯覚に陥りました。
きっとカジノの神さまがソッと教えてくれたんでしょう。
あまり時間はありませんが、一旦部屋に戻って急いでシャワーを浴び、チェックアウトまで全裸でベッドに横たわります。
平日の真昼間、高層ホテルの大きな窓から素晴らしい景色を眺めながら、真っ白なシーツの上で全裸で横たわる。
あーなんて贅沢。なんて変態w
値段以上にスタジオシティでの2泊を満喫し、帰路につきました。
今日の収支 +3000ドル
(後記)
結局、トータル約21000ドル勝てたので次回の資金には余裕ができました。2月が待ち遠しい。
そしてマカオ国際空港は相変わらず出国までの順番がややこしい!
あらかじめWebチェックインしてるのに、自動チェックイン機で発券させられて、その後、再度受付カウンターに並び、手荷物は違うところで自分でセキュリティチェック。そしてそのまま預ける。
こんなん、初めてやと分からんで。
やっとのことで飛行機に乗り込むと、窓側に日本人ぽくない女の子が一人、真ん中が空いてて通路側に僕。
「ドアが閉まりました」のアナウンスで、通路に立ってる人は後1人!
阪神ファンの後1人コールよし、いやもう、後1球!やな、隣空席確定?
振り向けば後ろも空席、周りを見渡すとこれは神席かも(^-^)v
とニヤけてたら、ドスの効いた低い声でぼくの頭の上から「すいませーん」
え?なに?
こ、ここ!?
一人だけ通路にいた筒香嘉智似のイカついメンズが、手荷物を棚に入れ終え、僕の横で仁王立ち。汗
いやー、後ろ空いてるし、そっちちゃうのー。
よく見ると筒香も実はいい奴そうで、とっても恐縮し、3人がけの真ん中席で大きな身体を丸めてかわいそうでした。
安定飛行に入った頃、どちらともなく、「後ろ、行く?」のアイコンタクト。笑
晴れて2人は自由の身になりました。
筒香嘉智、メジャー行っても応援するよ