皆さんこんにちは!オーストラリアに留学中のメイです!

今日は前回のブログで少し触れた、植林のボランティアのワークショップについてお話ししたいと思います。

以前から環境問題、気候変動などの問題に興味があり、日本でもいくつかのボランティアに参加してきました。

オーストラリア留学中も何かボランティアに参加したいと思っていてアデレードを中心に植林活動をされている団体に勇気を出してコンタクトをとってみて、この前のホリデー中にワークショップに参加しました。

 

活動内容などのお話を聞くとは知っていたものの、思ったよりも専門的な、生物や地理の授業のような内容でびっくりしました、オーストラリアの土地について学んだあと、生態系や生物多様性についての定義や基礎知識についての話をディスカッションを含め3時間程度お聞きしました。すべて英語で話が進んでいったので、知らない言葉もたくさん出てきて大変でした。

幸い隣に座っていた男性が、私がわからなそうにしているところを休憩中に教えてくださり、やっぱりアデレードのひとは温かいなと改めて感じました。

 

今回学んだことは、植林をする際に、とにかくいろんなところに木を植えればいいということではないということです。

indigenous land といわれる、その土地に自然的に発生した植物で構成されている環境を守る必要があり、増やしていくことが目的となると、まずは、その土地の生態系について学ぶ必要があるのです。

"Protecting existing reman vegetation is by far the most efficient way of conserving biodiversity"「既存の残った植生を保護することは、生物多様性を保全する最も効率的な方法」という言葉が心に残りました。

車やごみなどの人間の活動によるものはもちろんですが、植林も間違った種類や場所にしてしまった場合はかえってその土地の害になってしまうのです。その外にも農業、ダムの建設、採石場など、自然の近くで行われる人間の活動は大きな自然に影響を与えています。

 

普段から植林をする人にとっては大前提の基本的な知識だとは思いますが、詳しい人からいろんな情報とともにお話を聞くことができて興味深かったです。