更年期に対するイメージの調査では、最近の女性はそんなに否定的ではないようです。
更年期を特集する雑誌、著書、HPなどたくさんでていますし、
更年期は健康を見直すチャンス!という言葉も浸透しつつあるようです。
頭ではそう理解できるのでしょうが、
これがこの世代の方々に話を聞いていると、
「私は仕事をしてたからまだよかったんだけど、専業主婦の姉はつらかったみたいでね・・」
とか、
「私は介護で忙しくそれどころではなくて・・ただ介護につかれたというか、介護が重なると・・」
とか、
「私はまだ軽いほうだと思うんです。家からでれなくなってしまう人もいるときくけど、私はまだ仕事しているから・・」
などなど、
この言葉のうらにはなんとなく、
つらいから更年期外来へきているものの「ひまだから」とか思われることを牽制されているようにも
感じてしまうわけです。
職場や友人との会話でも
「私たち、仕事いそがしくて、そんな更年期って感じているひまないわよね」
みたいな会話、案外多い。
何か充実したことをしている、役割をもっている、
そのことが精神的健康に影響することは研究で明らかなのですが・・
更年期症状って、精神的なものも大きいけど、ホルモンも大きく絡んでいる。
月経痛がすご~くひどい人に「ひまだから感じるんじゃない?」と思う人は少ないですよね。
それは月経痛が共通理解しやすいからなんだと思うのです。
30代後半というと「ご結婚は?」ときかれることに嫌気を感じる女性、
結婚していると、「あかちゃんは?」「子どもは?」と当然のようにきかれて
つらい思いをしている女性、
無意識的な固定観念や文化が人を傷ついてしまうことがあること、
もっと女性自身がそういうことに興味をもって、声をあげていくこと、声をきいていくこと、
それが大事なんだよなーーーーと思うわけです。